公明党、子宮頸がんワクチンについての言動

公明党、N議員の勉強不足
4月の市長選挙のさなか、N議員、私が「子宮頸癌ワクチンの予防接種の公費助成を求める意見書に反対をした」と、「議会をなんてもぶちこわしているのはあの人だ」と、マミーマートの前で小野氏を脇に大演説をぶったそうです。テープでその一部を聞かせていただきました。
たとか平成20年6月議会の事です。4年前も同じ話を吹聴して回ったというのですが、その時にならいざ知らず、昨年から既にたくさんの副作用の被害者が出て、社会問題となっている事は、新聞を読んでいればわかっていたはずです。それとも知らなかったのでしょうか。
ワクチンは、小学6年から高校1年までの少女たちに苦痛を伴うものを、を3回に分けて接種。5万円もかかるのてすが、全額公費助成する事が決まったばかりの4月に、厚生労働省が、中止も言えずに、以下のような発表をしています。
日経新聞の記事です。
子宮頸ガンワクチンの副反応

子宮頸がんワクチン勧奨中止へ 厚労省、副作用で2013/6/14 21:50 (2013/6/14 22:49更新)

 
 予防接種の安全性を議論する厚生労働省の検討部会は14日、4月から定期予防接種の対象に加えた子宮頸(けい)がんワクチンについて「積極的な勧奨は一時やめる」との意見をまとめた。接種後、体の複数部分に慢性的な痛みが生じる重い副作用が相次いで報告されたため。これを受け厚労省は、対象者への接種呼びかけを中止するよう自治体に勧告した。
 子宮頸がんの定期予防接種は原則、小学6年から高校1年の女性が対象。これまでは自治体が予防接種の案内を対象者全員に送っていたが、これを取りやめる。希望者については今後も公費負担で予防接種を受けられるようにする。
 この日の検討部会で、接種後に慢性的な痛みが生じるといった従来にない重い副作用が38例報告された。この症状とワクチンとの因果関係は分かっておらず、検討部会では情報が集まり因果関係の有無が確認されるまで、ワクチンの勧奨を一時やめるとの意見が多数を占めた。
 今後、副作用の疑いのある患者を専門医が診断したり、製薬会社に海外での副作用例の報告を求めたりして情報を集めるという。副作用のリスクが解明され、接種による予防効果が大きいと判断すれば積極勧奨に戻すこともあるという。
 子宮頸がんワクチンを巡っては、2010年11月~今年3月に接種した推計328万人のうち、重篤な症状を含め、医療機関から報告された発熱やアナフィラキシーショックなどの副作用が1千件を超えたことがすでに判明している。
 重い副作用が出たとして、女子中高生の保護者らが「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」を今年3月に発足させ、国に予防接種中止を求めていた。
 子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)が主な原因で、性交渉などで感染する。年間約9千人が発症し、約2700人が死亡している。
 定期予防接種で同様の措置が取られたのは05~10年の日本脳炎ワクチンに続き2例目。

そして、その時の議事録が以下のアドレスで見られます。私と永野議員が当時から 既に問題となっていた、副作用、ワクチンの効力などを質問し、私は、子宮頸癌の特殊性、性交渉による感染が多い事から、性教育のほうが先ではないかと、質問しています。
http://www.kaigiroku.net/kensaku/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?A=frameNittei&USR=saiokes&PWD=&XM=000000000000000&L=1&S=15&Y=%95%BD%90%AC20%94%4e&B=-1&T=-1&T0=-1&O=-1&P1=&P2=&P3=&P=1&K=304&N=1001&W1=&W2=&W3=&W4=&DU=1&WDT=1
民主主義は、考え方の違いがあるのは当たり前の事として、議論をつくして合意点を見いだすものです。だから、賛成 反対は仕方がないのです。時が解決したり、研究が進めばはっきりしてくる事はたくさんあります。
でも、それを批判するには、それなりの根拠がなければなりません。この議事録を読めばはっきりしますが、何一つ答えられていないのです。反論出来ないにもかかわらず、誹謗中傷する議員では、税金の無駄遣いです。数の力で、副作用の危険性が大きいワクチンを少女たちにさせろという意見書を出したのですから、そして その結果、重篤な副作用に苦しんでいる女性たちがたくさんいるのですから、その責任はきわめて重いと言わなければなりません。
 
6月27日の週刊文春では、公明党の利権の疑惑が
読んでびっくりしました。以下が要約です。

  • 平成22年、自治体で費用助成促進事業かスタート。直後には1968件の副作用が報告されている。
  • 21年、公明党の公約「早期承認と公費助成「公明党の推進で承認が決定」公明新聞
  • 19年9月26日厚労省にグラクソ・スミス・クライン社がサーパリックスを承認申請
  • 20日後、公明党浜四津代表が、早期承認を国会発言、
  • 21年6月、参議院予算委員会で同様の質問
  • 9月、薬事・食品衛生審議会で審議、反対論もあがる。
  • 10月、サーバリックスの承認
  • 公明党 副代表の松あきら氏の夫は、グラクソ・スミス・クライン社の顧問弁護士
  • 夫から、松議員への政治献金は18年間で、1億4千万円。

このはなしは、前から言われていた事ですが、公明党副代表の夫が、グラクソ・スミス・クライン社の顧問弁護士という露骨さは、かの議員が堂々と勉強もせずに、私を批判したことを裏付けるものなのでしょうか。
そういえば、いつも私への誹謗中傷は、根拠のないうわさ話ばかり。恥をかかされた仕返しのようなものです。
私も、些末な事での応酬はしたくありません。しかし、政治家である以上、市民生活を守る姿勢を貫かなければなりません。その時に、命を危ぶむ政策に異を唱えるのは当たり前です。その時の解決の糸口は、真摯な市政での勉強と情報収集と、よって立つ哲学です。その人の政治家としての姿勢です。
そこが 疑わしい人に、議会をぶちこわしているとは、言われたくありません。社会への勉強不足、理解能力が政治家としての資質に関わってくるのです。
チンプンカンプンの議論をしていると感じるのは、新聞を読んでいない、頭と心で政治に望んでいない。・・・・やれやれです。

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