長々とやりやがってよー ! ・・・ ダレ?

議会が、昨日終りました
1ヶ月以上の長い3月議会、昨日やっと終りました。昨日は、一般会計など予算の採決が行われる日です。22日には、委員会に割り振られ、審議した内容が委員長から報告されました。
その報告を受けて、総括質疑がされ、その後この予算に賛成か反対するかを決め、後日、討論を行った後に、賛否を問う仕組みです。それが昨日。
私自身は、できれば賛成をしてあげたいという気持ちはあるのですが、やはり市役所の実態を見てしまうと、賛成したら、自己矛盾を起こしてしまいます。それと来年は選挙の年、私の経験からすると、選挙の前の年には、必ずと言ってよいほど、微妙な予算(不可解な予算)があるのです。
何でそこまでするのかなー、と、思わないではないけれど、きっと、ぎらぎらした魂胆があるのでしょう。不可解な予算を聞いてみると、答弁がはっきりしない、つまり担当課で議論して予算付けが行われたものでないことがわかるのです。
気の毒な課長たちは、答弁に右往左往するのですが、だんだんわかってくると、仕方がない。それでチェックを入れ、問題点として抽出、それを反対討論の中に入れます。
9時半に始まった議会、最初高野議員が共産党として反対討論、約25分、次に町田議員が新風21を代表して賛成討論、約15分、そして私の順です。
で、私の反省なのですが、討論を作っていると、ますます疑問がでてきたり、政府の交付税の根拠や、経済指標、今後の経済動向などを調べ始め、これがだんだん終らなくなるのです。
そのたびにもっと勉強しておくべきだった、アア、今度は少し、講習会でも受けようなどと、思うのです。そんなわけで、個別の予算付けについては、後回しで、これで半日以上費やし、結局時間切れで、原稿が出来上がらないで、最後はメモ書きで壇上でしゃべることになってしまいます。
それと、誰が聞いてもわかるように話さないとと、最近これも反省しているので、反対の理由や、過去の経緯も調べたり、資料を探したりで、つくづく頭に全部入っていればこんなに時間かかからないのに、と自己嫌悪にも陥ります。
で、私の反対討論が約45分くらい。最後ははしょってしまいましたが、いつもより短かったかも知れません。それでも、今回は随分とやさしい内容にしました。
なぜなら、今の市役所って、何を吼えても受け止めない気がしているのです。そういう意味ではいろんなことが見えてきて、駄目駄目と言っているだけでは、それこそ駄目に思えているからです。
永野議員が聞いちゃったのです!
私の討論の終ったのが、10時50分少し前だったと思います。休憩に入って、私は控え室でお茶を頂いて、議場に戻りました。すると、永野議員が私にこう言ったのです。
「長々とやりやがってよう !  時間制限した方がいいんじゃないか。」と言っていたよ。
「えっ、誰が」
「市長よーー。副市長と話していた。」
「へぇー。少し加減してあげたんだけどねー。」
そのときには、そういうこともあるだろうと思いましたが、でも、ちょっと驚き。
というのは、桶川の議会はプレハブ作りで、とても狭く、市長と副市長は、議会事務局の局長の机の前にある、丸テーブルで、お茶を飲むのです。そこには事務局職員と幹部職員もいます。つまりたくさんの職員がいる中で、市のトップが、発言しているのです。
勿論、それは意識しているのでしょう。批判をされて、不愉快なのはわかりますが、トップは常に批判される立場。市政の問題点は解決すればよいだけなのですが、その気がないのか、それとも?
そこに、コピーをしに来た永野さんが、たまたま聞いてしまった、という顛末で、市長は後ろ向きで永野さんに気づかず、こちらを向いていた副市長は、彼女と顔をあわせたようです。
願わくば、もう少し、品のある「つぶやき」が欲しかったなー
その内容は、後日書きます。
議会が終ったら、押せ押せになっていたスケジュールや会議が目白押しです。今日は上南の会計帳簿のチェックで朝から出勤です。
 
 

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