その2・下日出谷東区画整理の見直し

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見直しは市民不在の藪の中
私は、毎議会、何年間も見直しを訴えました。同時に、7組合も事業展開をしている桶川市、いつかは財政に大きな影を落とすこと、さらには宅地の供給過剰が起きて、地価の下落が生じるとも訴えました。もう15.6年前のことです。経済をちょっと考えたら、それは当たり前のことですが、桶川市は深刻にこれを受け止めませんでした。
案の条、3組合の事業は大変厳しくなり、地下の下落も全国的といえども、桶川の状況は止まらない状態です。
下日出谷東は、上原市長の時代に、見直しの検討を始め、職員に研究をさせていました。その後の市長選挙では、岩崎市長は組合に対し、どんどん補助金を持ってくるから心配しないでよい、と、応援を要請し、当選したのが10年前。その後、見直しが中断されたことで、傷は大きくなりました。
 
長い間、見直しを叫んでいた「下東区画整理を考える会」に、一切話もなく、市は(財)区画整理協会に見直し業務を委託しました。今から7年前のことです。私たちが事業の進行を極力止めていたことが、見直しの余地を残しておいたにも関わらず、バブル計画を見直せ、といった住民を無視したのです。
その理由は、後になってよくわかるのですが、その議事録と報告書は、最初は黒塗りだらけ。
区画整理協会の天皇と言われた篠田理事の主導
その見直しですが、よくもまあ勝手に議論できたものだと言わんばかりの内容です。
第1回の議事録をアップします。この頃から、日本測地設計が見直し業務を事実上請け負っています。(財)日本区画整理協会は、翌年(財)まちづくり協会に統合と名称変更をしますが、公務員ではないので、篠田氏が日本測地設計に下請けに出そうが、手数料を取ろうが、バックマージンを要求しようが法的規制はありません。
でも問題は桶川市です。それならコンべでもやるか、入札でもすべきなのです。その後この会社はずっと随意契約で組合の業務を請負、その後の調査測量業務も100%受注していたのですから、私はコンサルはハイエナと思っています。それは公共工事の設計会社と同じようなものです。
このメンバーを見ていただくと、わかりますが、この見直しに当初国交省の係長が入っていました。国交省と、協会とコンサルとの癒着を疑い、私は国交省の係長に直接会いにいきました。隠れて見直しをしたことも含めて、余りにも不思議なメンバーだからです。
「全国にたくさんある区画整理事業の中で、なぜ小さな町の1組合事業にあなたが出席するのか? 他にも出ているのか?」
その答えは結局聞けすじまいで、その後の係長の出席はなくなりました。
第1回見直し検討委員会
なぜこの話を書くのかといえば、理由は2つあります。7年前の見直しがまだ実現できていないのは、都市計画法を無視した違法な計画だったこと、強引な手法が住民の反発を招いたこと。
それと、今組合が募集している大規模出店業者を選ぶ選定委員に、その篠田氏が入っていること。もうとっくにまちづくり協会を辞めているにも関わらずです。さらに彼がこの強引な見直しに大きく関与しているからです。
続く

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