二重払いがまた発覚

しばらくあけてしまいました
最低1ヶ月に1度はと思いつつ、いつの間にか6月をパスしてしまいました。JRの「駅からハイキング」での本陣の見学のために、ほぼ一週間、庭仕事に終われたこともあり、空いた時間は、他の仕事に追われ、なかなか余裕ができませんでした。
今までの行動を詳しく書くと、私の行動をとても気にしている権力の盲者みたいな人たちがいるので、控えますが、相変わらず、区画整理、マンション紛争、道路、環境、河川、被災地、原発、何でもやっています。
原発の国の対応も腹立たしく、子どもたちの年間被曝許容量を10ミリシーベルトにしたことも許せません。これは、ヨーロッパの原発労働者の許容基準なのです。
しかし、これについては、政府も世論の反対と批判に困り果て、実質的には民主党のまとめた提案で、1ミリシーベルトに抑えるように玉虫色の決着になりましたが、それでも一歩前進です。
でも、牛肉の問題でも明らかなように、汚染の拡大は想像以上に深刻で、私は福島の子どもたちは夏休みだけでもどこかに疎開すべきだと思っています。汚染のない空気を吸い、汚染のない水や食べ物を食べさせることによって、子どもたちの免疫力を回復させるだけでも、ずいぶん違うようです。これは、チェルノブイリの子どもたちを支援しているグループの現場からの問題提起でもあるのです。
大人はずるいと思います。子どもたちが日々、『暫定基準値以下』の放射能入りの食べ物を食べさせられている。その内部被曝を認め、『許容限度を超えないと予測される』大気や土壌の中て暮らさせて外部被曝を認め、20年先、いや5年先のことを考えないようにしている、それが私たちの社会なのです。
そのことは、我が桶川でも同じです。先日「向かい風」をお配りしましたが(後日アップいます)、区画整理の実態に向き合おうとする人が見えないのです。その陰で、桶川の税金がいかに無駄に使われ、その陰で犠牲になっている子どもたち、弱い人たちがいる。
自分に関係ないと考えている人が多い結果、桶川は違法とズサンのオンバーレードのまちです。これがひとたび原発事故のような大事件が起きたときに、人のせいにしたのでは済まされないのです。
私たちは、まず自分の見えるところから、社会の一員として何をなすべきかを考え行動すべきではないでしょうか。原発の事故で今起きていることを考えると、胸が痛くてたまりません。この痛みを和らげるためにも、「働け!」と自分を叱責しています。
今度は、汚泥の肥料化と土壌混入
6月の24日ですが、農水省が汚染された下水汚泥を肥料化して土壌に混ぜてよいと、200ベクレル/kg.以下なら許可をするとの通知を出しました。セシウムは土壌に混入すると、性質が似ているカリウムに吸着し、農産物に混入する。従って、200ベクレル/kgの肥料を途上に混ぜて、土壌中のセシウムの濃度が薄くなっても、減ることはない。野菜の根近くにあるセシウムは確実に入り込み、それを人が食べて、トイレを経て下水から排出され、また汚泥になる。
半減期が30年のセシウムがそのエネルギーを失うには、その分活動をするわけですから、体内にとどまったものは、遺伝子を攻撃し続けるのです。(勿論尿や便を通して排出されますから、体内にとどまるのはすべての量ではありません。)
先月末に福島の子どもたちの尿からセシウムが現出されたと報道されましたが、それは一定の間子どもたちの身体の中で遺伝子や細胞を攻撃していた証拠でもあるのです。
たとえ、基準値以下でも体内に入れば内部被曝を起こし、蓄積もされるのです。だから何も既に汚染されている土壌に、また放射能を添加することは考えられない。それを農水省は認めているのです。21日木曜日、農水省と話し合いをしましたが、官僚には、生きている人が汚染されたものを食べる、という実感がないのではないかと、痛感しました。しかし、まだ粘り強くやめさせるために頑張ってみるつもりです。
二重払いの話
話はそれてしまいましたが、4年前に発覚した教育委員会の二重払い。多少の改善は見られたもののの、私の直感でどうも芳しくない、耐震工事も多いと必ず裏でもうごめいて、小さな不正も起こりやすく、それなりの人事がある。
そろそろ時期だな、と情報公開したところ、案の定。
公開請求して閲覧の前に、議会で二重払いがあったことをあっさりと謝罪してしまったのです。金額は4件、26,543円。どれも市内の教育備品や消耗品の販売会社2社です。
愚かなことです、私が情報公開しなければ黙って処理をして、ばれるとわかると、慌てて公開する。これが桶川の実態です。
しかし、私はそれでは終わらせません。少額でも不正のあるところに必ず原因がある。それがわかるまではやめません。段ボール4箱ほどのファイルをこれまで確認しましたが、それだけでも見えてきているものがあります。(閲覧はまだ続きます)
確認した結果は
おびただしいほどの学校からの教育用品の発注。一ヶ月に4,50枚のものを一枚の支出伝票で処理しています。会計課は1枚ごとに集計しているのか、その前に教育総務課がどのようにチェックをしているのか、学校側との照合をどのようにやっているのか、確認できません。
また、10万円以上の小規模工事は、見積もりを複数聴取することが必要ですが、「緊急」と称して見積もりなしに、いつ依頼したのかわからず、請求書で支払っているものが相変わらずあります。
請書という契約書を作っておきながら、見積書が後で出てきているものが多数見られます。金額はどうやって出したのか、つまり業者と『なあなあ』のやり取りで決まっているのです。
前回の二重払いは、その結果生じたものです。「たとえ1円でも無駄にしない」と公約して登場した岩崎市長、どうしたのでしょうかねぇー、といわれてことがありますが、本当にそうですよね。
ひとつに支払いや発注に何人もの人が関わっていながら、いつまでたってもチェック体制が出来上がらないということは、余り重要視していないのでしょう。若い職員も育たない。、行政とはどうあるべきかが、誰も語れない。
いずれもっと詳しく報告しますが、一体、みんな何やってるんだ!  市長も副市長も教育長も幹部職員も、議員も監査委員も!  
書いていたら、だんだん腹が立ってきた。人に脅迫状を書く暇があったら、自分の本分を尽くせ! と言いたい。・・・・桶川はやっぱり腐っている・・・。

  • URLをコピーしました!
目次