会派届け・・・数の暴力で北村排除

新会派結成 
今日はと書きながら、今になってしまいました。一昨日3日の日の報告です。
議員協議会。議会のはじまる前に、あらかじめ議席や委員会などを決めて、本会議で議長が指名する形式を取るのです。
先に、会派届けが出されました。(敬称略、太字が会長)
平成会・・・岡地、関根武  2名
新政会・・・和久津、大隈、砂川、野口、臼田、市川  6名
共産党・・・高野、大沢和子、長野  3名
公明党・・・関根隆夫、大沢信行、仲又  3名
新風クラブ21・・・町田、大塩、佐藤  3名
無会派・・・北村、渡辺、進藤、島村  4名
いつも改選の時は、抜け駆け、裏切りはつきものだけれど、今回もまたまた驚いた。一つは平成会の市川議員が新政会という新会派に移ったこと。次に、新政会を組織したのは、和久津議員とのこと。彼は、2年前に、故松川議員と2人で会派を作っていたが、副議長ポストと引き換えに、岡地議長に投票するという、民主・公明の与党体制シナリオを直前にひっくり返した、彼らにとってのいわば「裏切り者」。  今度は、その彼と一緒に会派を組織。「昨日の敵は今日の友」・・・ただし、欲に目が眩んだ同士というところ。
市川議員も大したものです。大会派にいると、当然委員長ポストが回ってくる。そんなに委員長が欲しいのか、と思わないでもないけれど、今までの仲間に砂をかけるように飛び出すなど、私には理解しがたい行動です。自分のプライドはどこにあるのか、と聞きたい。この、陰の立役者は、商工会長の臼田氏、と数人から情報が入りました。そして、北村と付き合っている奴は皆排除するのだそうです。
佐藤、大隈、大沢信、和久津、こぞって北村排除
その後、和久津氏が最年長で座長となり、各会派の構成を読み上げたあとのこと。「各会派の代表者と話し合い、議席や委員会などの割り振りを決めたいと思いますが、意義ありませんか」「異議なし」「それでは、休憩して、代表者の方は第1会議室にお集まり願います」
えーーーっ。「ちょっといいですか。無会派の扱いはどのようになるのですか? これまでは、代表者を出していたと思いますが」
すかさず佐藤氏、大声で「もう決まったこと!」  和久津座長「無会派の方は、入りません」  佐藤氏「会派に入っていないのに、会派の代表者会議に出席するのは、民主主義なのだからおかしい」
なにーー!  次に臼田氏、「民主主義なのだから、当たり前。私は新人でよくわからないことがあるけれど、間違っていたら、指摘して欲しい」  失笑を買いつつ、なにを言ったか不明。私は、「だったらしゃべるな」と小声で言った。
驚いた。新人の佐藤氏、椅子にふんぞり返り、足を机の高さまで組んで、品格のかけらもなく、ヤジを飛ばす。しかも最初から、私を意識してすぐに封じ込めのヤジ。市民の税金で働かせてもらっている議会を何と考えているのか!
その前後に大沢議員も同様の発言があり、ちょっと呆れてしまったので私も演説。「民主主義というのは、話し合いを十分し、決まらないときには最後は多数決で決めると言うルール。しかし、少数意見は尊重することになっている。かつて、第2時世界大戦を大多数の国民が支持していた中で、反対していた少数の人間の方が正しかった、という反省があるからこそ、少数意見を尊重しようという事が、憲法の精神であるはず」 ・・・ここで佐藤氏や数人から「関係ない!」のヤジ。
「ああこの人たちは、政治をまじめに考えていない人たちなんだ。」と、改めて感じた瞬間だった。その後、高野議員「4年前も3人無会派がいて、代表で一人が出たという経過がある。話しあって、もらえばいいんじゃないでしょうか。」
渡辺議員「はい!  会派に入っていないからと言って、扱いが異なるのはおかしいのではないでしょうか」
表現も発言順序も正確ではありませんが、騒然とした雰囲気です。そのとき、無会派の進藤氏「はい!今回私は無会派ですが、その扱いも覚悟の上です。ですから私は構いません。」
・・・「おいおい、待てよ。あんたの後ろには投票してくれた有権者がいるんだよ。会派に入るか入らないかによって、議員の扱いが異なることを認めてしまったら、最初から議員になるなよ」と思いながら、私「今、無会派が4人いたことを始めて知ったばかり。少し話し合う時間を下さい。」
ということで、進藤、渡辺、島村、北村と、顔をあわせて話をした。誰かを代表者として出しましょう。これに対し、進藤議員「私はいいです」本当にいいのーー?、と思ったけれど、正直面倒くさくなった。本人がそういうのだから、何もこれ以上説明も説得も私には義務がない。・・・(その後の割り振りについては、結局私が面倒を見ることになったのだけれど)
「それでは3人で話しましょう。」と話をし、私が代表者として話し合いに望むことに。
議運に北村を出すな
代表者会議は、例年になく、1階の第一会議室になった。ここでのメンバーは、大隈、大沢(公明)、佐藤、岡地、高野、北村。又同じ議論のバトルが開始。これまで議会でほとんど発言したことのない大隈議員が、滔滔と無会派は、議運のメンバーになるべきではない、と演説。ああ、数の力で自分達が優勢になると、そうやってしゃべりだすのかい、今までは佐藤京子氏と組んで、一般質問以外、一言も議会でしゃべったのを聞いたことがない。これに加えて、大沢議員も4年前の議事録を読み上げての演説。(随分手回しの良いこと)。
さらに佐藤氏。人が議論しているのに口を挟む。「無会派は、会派ではないから議運のメンバーには入れない。」 ・・・今まで、あんたはどれだけ桶川議会のことを知っているんだ。妻から聞いたことだけでは駄目なんだよ、・・・と思いつつ、・・・高野議員「議運の定員は条例で7名と決まっているんですね。これまで議会改革の中で、議会だより編集委員会は8名以内ですが、議運は以内ではない。ですから、今会派の代表として、新政会2名、各会派1名で6名決まっていて、残り1名をどうしようかという話になる。無会派が4名いるわけですから、4年前と同じように1名出すべきだと思う」
大沢「これまでも無会派は、議運に参考人として出席し、意見は言えた。だから無視したことにはならない」 北村「意見を言うだけでは、対等の扱いではない。」
延々と論争が続き、座長の和久津議員。「これまでの議論をまとめると、6名でいいですね。」 北村「待ってください。当初議会から定員7名に反するのは条例違反ではないのでは」 
佐藤「それは事務局どうなんですか。」 事務局金子次長「条例には定員7名と書いてあります。6名でも条例違反にはなりません。」
大沢「じゃあ、いいんだ。」 北村「誰がそう解釈したんですか。本当なんですね。」  金子次長「定員7名と書いてありますが、6名の場合1名欠員ということになります。」
そこに関根武議員が入室。事務局と話をしている様子。すかさず佐藤「ちょっと! 議長! 傍聴なら手続きをとったほうが良いと思います。」 関根「どのくらいかかるのか、聞きに来たんですよ。午後になるのかどうか。」・・・12時15分前
数人「午後にかかるね。」事務局「前回の例だと午後2時過ぎです」 
そこで昼食休憩。これまでの議論を島村、渡辺氏に伝える。
再開冒頭に佐藤「決まったのでは!」
午後1時再開。和久津「それでは次に委員会の配分について進みます。」
北村「待ってください。さっきの議運の話はどうなったのですか。」  佐藤「さっき決まった!はい!議長」 和久津「はい佐藤さん」 佐藤「さっき6名で行くと決まったのでは」 北村「違います。条例で7名と決まっているので、途中から欠員ならわかるけれど゛、議会始まった当初からわかっていて欠員はおかしいのではないかといっているのです。」 高野「条例では7名と書いてあるのだから違反になりますよね。」 和久津「どうなのか次長。」 金子次長「欠員と言うことです」 和久津「では議論をまとめます。6名で決めたいと思います。」
北村「それは和久津さん個人の意見ですか。」 和久津「大方の意見です。」
北村「ではこの会はどんな位置づけにあるのですか。議会の決定権をもつのですか、多数決で決めるということになっているのですか。」
その後、同じような議論が延々と続いた。これではラチが空かない。午後の予定も詰まっている。そこで私は、一時退却を判断した。「はい! 」と手を上げて、「それでは、この議論、保留のままとしてください。私は、長い間、無会派でも議運に入れて欲しい、他の自治体でも入っている例は多くある。、といい続けて来ました。その結果、4年前は無会派が3人いたこともあり、議運のメンバーとして認められた。そのことがありますので、引き続き要求していきたいと思います。それと、意見は必ず尊重していだきたい。」  佐藤、大沢「ハイ、ハイ。」
冷静に考えて見ると
2日たって、情報収集したり、冷静に考えて見ると、明らかに、最初から私を議運に入れないことを目標にシナリオがあった気がします。今の民主主義の時代、逆行するような運営や考え方などハナから有り得ない、と考えていた私。甘かったといえるかも知れません。
まるで私が始めて桶川議会に入ったときと同じような状況に舞い戻った感があるのです。ほとんど発言できない大隅議員がアレだけしゃべったのは、シナリオがあったから。(これを見て反応したら、是非本会議でどんどん発言してください。)
しかも、座長が読み上げた議事原稿に大沢議員が事務局からもらった議運の議事録(余り約には立たなかったのですか) 、金子次長の発言、どれをとっても最初から用意されていたものです。座長の態度も新政会の発言ばかり。座長は公平でなければならないにも関わらずです。これまで平成会、共産党、私も含めて、副議長にしてあげたことも忘れ、今度は座長の公平性も忘れて、自ら積極的に会派を結成し、主導権を握ろうとする行動。
さらに、今まで議長室か、控え室で行っていた代表者会議を下の第一会議室を始めて使ったこと、傍聴までも許さなかったこと。これらは事務局と示し合わせてシナリオを作ったのだと思います。
・・・でも、そこまでして、負のエネルギーを使うのかい!お粗末な話です。それほど私を排除することは、メリットのある話だということなのでしょうか? やましいこと「ヤバイ」ことがたくさんある岩崎市長、佐藤前政策審議室長ということでしょうか?
今後、事務局には地方自治法で書かれている本来の姿に戻ってもらわなければなりません。それが出来ないなら、告発もする覚悟です。いくら多数の議員に物言わせ、新議長が庇っても、彼らは公務員ですから。
しかし、佐藤氏があれほど乱暴な人だとは知りませんでした。もともと、職員の時代から市長選挙に采配をふるい、公務員としての遵法精神、資質を問われていた人物です。組合運動や左翼運動の経験を議会で使うとは思いませんでした。
しかしです。民主党は、そんな政党ではありません。中にはひどい方もいますが、無会派の川田龍平参議院議員にも質問時間を分けるなど、少数意見の尊重と良識の府として、英知を集めて、議論をしています。だからこそ、額賀大臣の証人喚問を単独採決したことを取り消したのです。もともと私は、地方議会に政党の論理は通用しないと思っています。今の会派は、役をとる為だけのものです。何を目的に集まった会派といえば、理念ではなく、反北村、反共産だそうです。
これまで平成会も同じような状況がなかったとは言えません。しかし、最大会派としての良識は持っていました。他の会派に委員長ポストを半分譲る、監査も話し合いで決める、又委員の割り振りなども、最後に決めるなど、他の少数会派に配慮があったのです。
しかし、陰で数人が桶川議会を操る構図、それに踊る無見識の多数の議員、欲に目が眩んだ議員。
二重払いの市の不正も市長の責任も、すべて数で押し通そうとする状況が目の前にあります。
もともと、与党を増やそうと立候補者を増やしてきた佐藤氏と市長です。佐藤氏は今回トップ当選をして、市長になると、噂がしきりに流れたのです。しかし、かつては4人分の議員のを抱えていたにも関わらず、結果は6位。今回、市長派といわれる人たちは皆下位当選です。その結果にも関わらず、今でも市民の意思や選択など考えていないのでしょう。
 議会日程
その市民の意思をないがしろにする議会が始まろうとしています。議会は11日初日、14日、17日と委員会。一般質問は18日から25日までです。是非皆さん、傍聴をしてください。数で言論封殺をする前時代的議会が幕を開けようとしているのです。

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