ご心配をおかけしました

何人かの方に、母の具合を聞かれました。このブログを呼んでいただいていることがわかり、嬉しかったり、責任を感じたり。私の都合もあって、報告が遅くなり、申し訳ありませんでした。
母は、現在血圧も安定し、また庭掃除を始めました。その後、いくつかの原因がわかってきました。まず直接の原因は、胃腸の故障と冷えが重なり、下痢の後は便秘になっていたようです。
従って、せっせと野菜スープを運んだのですが、思い切って、便秘の漢方薬を飲ませました。便秘の薬は、効きすぎると腸がぐるぐるし、トイレに行ったままの状態になることがあるので、体力が消耗します、従って控えていたのですが、少なめに飲ませました。その後改善したようなので、「冷え」と「食べ物」に気をつけるように伝えました。
90歳といえども何でもないときは至って元気。私の言うことなど聞きません。家は、同じ敷地にありますが。私の忙しさでは、行って健康を確かめることも出来ません。私の家を増築して扉一つで隣の部屋に住んでもらいたいのですが、それも嫌だという始末です。その分私の負担が増えるということですが、彼女の人権を尊重しなければなりません。だから私の出来ないことはやらない、と決めています。
とは行ってもこのようなハプニングが時々。そして、今度は私が胃潰瘍をこじらせてしまいました。母の苦しそうな状況を見ていて、そうなってしまったようです。何しろ、母は苦しみ・痛みに弱く、いざとなると大騒ぎ。それとて本人は苦しいのだから何とかしてやらなければと考えます。吐き気とめまいは痛いより苦しい、と訴えます。ナニ、痛いときはめまいの方がまし、というに決まっています。人間は、そのときの苦しさや痛みと、他とは比較できないものです。痛いときに、あの時より痛くない、という人などいないのですから。
私のいけないところは、人の痛みを引受けすぎてしまうところだそうで、母だからということではなく、目の前の苦しむ人を見ていられないというか、一緒に痛くなってしまい、その分何とかしてあげようと、無理をしてしまうのです。そういうときに限って、忙しかったり、ハプニングが起きたりするのです。
話を戻して、母のことですが、その前日に、昔の知り合いの喫茶店に寄ったのだそうです。代が変わって娘さん夫婦が経営しているのですが、そのお母様が健在で、とても喜んでくださり、お母様を連れてこられたそうです。ただ耳が遠く、2時間余り、その方のお相手をしている間に、疲れきってしまったというのです。勿論、母もその方にお会いできて嬉しかったのでしょうが、どちらも90歳以上、2時間はちょっと無理なのかも知れません。もともと人の会話に合わせるのが苦手な人ですから、そのときに血圧が上がっていたのかも知れません。
お医者様は、便秘で血圧は上がらない、と言いましたが、私もそうなります。母の遺伝子を受け継いでいるのですから、多分複合的原因で、今回のようになったのだと思います。
家族の健康は第一です。今回も、家族が健康でいればこそ、日々働くことが出来るということを、実感させられています。ですから、自分が健康で幸せでいることが、家族の為になっているということ、それも人の為に生きる一つであるということを忘れてはいけないと思います。自分勝手な幸せなどありえないのですが、このことは、議員も家族は市民と考えると、同じことだと思います。
落ち葉掃きで学ぶこと
普段は、母に任せっきりの庭掃除。この時期になると、落ち葉の多さで足の踏み場が無くなります。せめて自分の周りだけでもと、短時間の間に落ち葉を集めます。平場のところを掃くのではないので、まず、潅木の上の落ち葉を落とし、石や根や潅木の幹の間に入った落ち葉を熊手で引っかき集め、箒で集めていきます。
日ごろ、デスクワークをしている私には、こんな仕事もとても喜びです。動いているといろいろなことが頭に浮かんでくるのです。落ち葉もいろいろな形や都合があります。掃いていると、目立つ奴はスグ集めますが、土にへばり着いている奴、スグにふわふわ飛んでいく奴、目ただない奴、そう奴は人間と同じたな、政治と同じだな、と考えながら、掃いたりしています。
いろいろな人をどうやって同じところにもっていけるか、こぼれた人をどうするか。もう一度掃いてもっていくか、放置して飛んでいくのを待つか、見てみぬフリをしても、目立つからやっぱり、何とかするか、・・・なんて考えたりします。哲学は、やっぱり必要だな、何で独り言を言いながら、楽しく働きました。
私は、自然から学ぶものはたくさんある、と思っています。だから毎日、どんなに忙しくても一度は周りの景色を見ることにしています。そこで感じる自分の感性を大切にしようと思っているのです。
今度は私が胃潰瘍
この間も、仕事は山積み。布団で寝る日は、一日置きぐらいの日々です。議員をしていたときよりも活動範囲は広がっていて、その合間に情報公開や資料の分析、など、時間はいくらあっても足りないのです。
もともと選挙期間中は、胃酸過多になりやすいのです。というのは、朝晩の駅立ち、「お早うございます」「お疲れさまです」といい続けると、喉がカラカラ、唇も渇いてきます。慣れてくるといつの間にか、水を飲まなくても平気なほどに唾が出てきているのです。それらに加えて、頬とあごが痛くなるほど、一日中しゃべり続けるのですから、水を入れずとも体が反応してきているのだと思います。
その唾液が出る状態が解消されていないので、お腹がすくと医が痛くなる状況は以前からあり、体を休める暇もなく切羽詰った仕事が残されているので、今回のことで、胃潰瘍がひどくなったということです。
ここは少しまじめに反省をし、薬を飲もうと思っています。しかし、私はアレルギー体質なので、薬を飲み続けると、肌荒れがひどくなり、何でも特効薬はないのです。ぼーと休める日か、好きな庭仕事をするのがいいののですが、それには余裕がなさ過ぎ。むしろ、議会が始まった方が楽かも知れません。それまで、一般質問を作ることは大変ですが・・・。いやいや、その時期になるまでにやることはいっぱいあるのだ!
昨日、選挙の収支報告が終わりました。届けは私が2人目だそうです。私の選挙はほとんどお金がかかりません。事務所も自宅、今までの看板やグッズがすべて残っていて、みんなボランティアで来てくれていますので、公費負担を除くと50万円程度で済んでしまいます。(これとは別に、政治活動の方は、向かい風の作成や情報公開など、継続してかかっていますが・・・。今回、カンパをたくさんいただき、これまでの印刷費は、クリアー出来そうです。皆さんに感謝しています。) 
当面の仕事は、狂言教室の報告書作成と会計報告と助成金申請。来年度の狂言教室の助成金事業申請書類の作成(締め切りは12月5日なのです! )、都知事選の政治団体の出納閉鎖と報告書作成、一般質問作成、などです。正直な話、市議選を想定していなかったので、引き受けた仕事が多かったと言うことか、先の見通しをつけなかった私が馬鹿なのか・・・桶川がこんなにひどい状況になるとは、想像を超えていたのです。・・・・そこまで利権や権力欲にむさぼりつく人間が多いとは、私も甘いのでしょうね・・・・。
 子どものための狂言教室
子どもの狂言教室は、茂山家の狂言師が、実際に狂言を教えてくれるワークショップです。怒らず、規制せず、自由な発想で子どもに動いてもらい、おやつを出したり、子ども達には学校で出来ない体験をしてもらいます。
その前には役者による狂言の聞き語りもあり、本陣の上段の間で発表の場も設けてあります。子ども達は、自分達が保護者や観客の前で演じる体験をするのです。しかし、この企画、実際には本当に大変です。狂言師との調整、企画立案、助成金申請、協賛申請、チラシ作成、参加者募集、各教育委員課への案内依頼、県内の児童館やホールへのチラシ依頼、参加者への連絡、講師との打ち合わせ、当日の開場準備(本陣の掃除、テント、庭作りなど)、費用も出血が多く、こんな思いをしてまでやる価値はあるのか、など自問自答の日々が続きますが、やればそれだけの成果がある、いつが子どもたちが大人になって、「あの経験は今生きてるよね」という日が来ると信じているのです。
といっても、このブログを呼んで下さっている皆さん、手伝って下さる方募集します。近々、報告書が出来たら、どんなことをやっているのか公開したいと思います。
政治に関わるものは、様々な活動を
政治に関わっている議員、公務員、マスコミ、評論家、学者の皆さんは、人間を扱う仕事です。私は少なくとも、こういう人たちは、自分のエリアの仕事だけをしていたら、自分の仕事は見えないと思っています。だから、私は時間のある限り、体験をしたり勉強をする必要があると思っています。すべては、議員としての仕事をマットウするためと思っています。といっても、その時々で学ぶ楽しさ、知らないことを知る喜びは、私自身のもので、私のためですら・・・出来ないことは、断る勇気を持って、少しコントロールをしていこうと、思っています。
今日は、少し熱っぽいこともあり、こどもの芝居の公演練習の差し入れに、横浜まで行ってこようと思います。車で行けば、体も休められ、ストレスも発散できますので。
私の子どもは、長男ですが、今は性同一性障害で、女になっています。まだ籍は変えていませんが、母親としても、どのようにしてあげるのがいいのか、思案の毎日です。大人だから本人の意思に任せたいとは思っているものの、社会の偏見の壁にまけることもしばしば。でも、仕事は一貫して演出家、男であったときよりいい仕事をしていると思います。今回も横浜での公演ですが、文化交流基金で外国人の芸術家を招請しているので、経費は赤字。彼らの食事代も大変なので、少しは応援をしてやろうと思っています。テーマは一貫して人間の暴力の告発と現代アートです。彼らとの交流も私にとっては、楽しい時間です。機会があったら、紹介します。
明日は、狂言教室のまとめ作り。今度ブログを書くのは明日の夜中か、明後日の朝になると思います。

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