亡くなられた人達への鎮魂を願い

東北関東大震災から3週間
「地震と津波の被害にあわれた方々に、心からお見舞い申し上げます。」菅総理の最初の言葉だった。まだ生存者も命の危険にさらされている人達がたくさんいるのに・・・。まずは「一刻も早く救済に全力を注ぐ、一人でも多くの命を助ける」といって欲しかった。
毎日、被災者の困難さに心が痛み、多くの命が失われた現実に言葉を失っている。まずはご冥福をお祈りしたい。そして、一日も早く生活の再建と生きる希望が沸きますように。
カンパは勿論だが、私たちが今何が出来るかを考えていきたいと思います。
原発は人災
次々と起こる事故は、人災以外の何者でもない。マスコミに登場する解説者は、殆んどが原子力行政を進めてきた人ばかりです。批判をすれば天にツバを吐いているようなもの。
パニックにならないように情報をコントロールし、常に「安全」「直ちに人体に影響は無い」を連発する政府にもうんざり。
つまりは、「後で」人体に影響があると言っているようなものです。それなら、リスクをすべて説明し、自分たちがどのように検討し、後手に回ってしまったか、なぜ爆発が起き、なぜ放射能が飛散したか、なぜ被爆者がたくさん出ているのかを説明した方がよいと思います。
チェルノブイリが爆発した翌日から、私は反原発の市民運動を始めました。様々な集会に出て勉強し、国会の仕事の中で、福島原発の設計ミスの告発を聞きました。だから、あの地震の時に、大変な事になった、と思いました。そう思った人はかなりいたと思います。だから何なんだ! そうなんです。問題を指摘しながらも、止められなかった私たちの責任は重い。自責の念は日々高まるばかりです。
そして、結果的に54基も作らせてしまった責任とツケが、私たち国民一人一人に覆いかぶさってきているのと同時に放射能も日々拡散して頭上や空気中に増えているのです。これは悪夢だ!何度思ったか知れません。しかし、認めたくない現実が私たちにつきつけられているのです。津波にあった被災者の現実とともに・・・。
他の原発の危険も
浜岡原発を止めようという運動が広がっています。太平洋プレートが動いた今、確実に来ると予想されている東海沖地震。活断層が直下にある浜岡原発が危ないのです。
テレビよりもインターネットの情報や海外メディアの方が真実を伝えています。
以下のホームページを見てください。皆さんも是非署名をお願いします。
http://www.stop-hamaoka.com/

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