7年後の新たな、でも同じ裁判…5明日月20日水曜日埼玉地裁

明日水曜日、午前11時埼玉地裁105号法定
新たな709万円に支出について,新たに裁判が始まります。
ご心配や意見を色々頂きましたが、これからが正義の闘いです。
第1回の公判が埼玉地裁105号法定で11時から始まります。最初私が15分ほど、陳述をします。どなたでも入れますので,時間のある方は是非傍聴して下さい。
安倍政権と同じ、選挙で解決はしない !
7年前の2008年8月27日に始まった庁舎設計契約解除清算金返還訴訟は、2012年7月11日の高裁判決で、全面的に私たちの要求が認められました。判決は
清算金として松田平田設計に支払った709万円は、出来高ではなく損害賠償であり、議会の議決を要する案件である。岩崎及び元助役石橋は損害賠償であることを十分知っていたにも関わらず、議会の議決を逃れるために出来高を装った違法な支出をした。よって松田平田設計,岩崎,石橋の三者で市に709万円を市に返還せよ。
というものです。
しかし,岩崎前市長は、この判決を真摯に受けとめることなく、翌年の市長選挙に不利と悟り、時間稼ぎのために最高裁に再審理の請求を出したのでした。
最高裁は,新たな証拠や主張がない限り,再審理を認めることはありません。申請の主張はこれまでの蒸し返しであり、結果が不受理なことは十分推測出来たはずなのです。
とは言うものの,岩崎前市長は4選をあきらめ小野氏を候補者に。
結果、過去のブログでも書きましたが、自民党の岡地氏の裏切りにより、私はその策略の壁を破ることは出来ませんでした。
でも市長選挙ですべてが解決するなんてあり得ません。
違法なものは何があってもどう繕っても違法なのです。
にも関わらず、傀儡政権よろしく小野市長は市政や法律をまもる前に岩崎前市長を庇う議案、全く同額の709万円を改めて支払うことを2012年12月に出したのです。
その仕組みは,こうです。
まず709万円を松田平田設計から返させる。後ですぐ返すから,という話でしょう。本来なら、元市長,元助役、松田平田設計の3者で連帯責任で負担割合を決めて桶川市に返すべきものです。判決では、元市長・助役に不法行為責任がある。
と明確に断罪しているのです。
それも、議会の議決さえとってしまえば、うまく行く,という話です。
だから、松田平田設計から今度は損害賠償として請求書を709万円同額にして出させ、小野市長は、判決を逆手に取って、議会の議決を取ったのです。
これは今の安倍政権に似ています。総選挙で勝った,だから信任は得ているとして、集団的自衛権の拡大解釈や憲法違反の安保法制など,面の皮厚く法律を変えたり作ったりしようとしているのと。
しかも,言葉だけは「平和のためとか、戦争の道はない」と言いながら、根拠がない、議論がない、すれ違いの空虚な話で時間をかけるだけ。
この議案の審議もそうでした。答弁に論理一貫性がなく,判決を曲解して、同じことしか答えない。質問と答弁があっていないのです。
ホームページに議事録があります。長いですが
 
でも、数で勝てば,正義など関係ない、ということが続けば、必ず政治は崩壊する。過去の歴史が証明しています。
709万円の再支払いは違法
そのままも黙って見ていることは到底出来ない私たち、そして応援してくれている良識のある人たちがいる限り、まずは桶川の不正に立ち向かいつづけます。
とりあえず,お知らせだけしました。
訴状を添付します。  訴     状

 

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