新庁舎は閉ざされた市役所

先週の金曜日、議会と元職員の内覧会がありました。
オープニングセレモニーの前日です。
期待はしていなかったけれど、予想以上にひどい作り。
天井を張っていない廊下も執務フロアも、ダクトや鉄板天井、配管などでぎんぎら銀で汚い。
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会議室に木製のルーバを張っても、廊下が見えるので部屋の中に入るまで、その効果はない。
仕上がりがひどく、至る所床がつぎはぎだらけで汚い
5階のフロアでは、フロアカーペットが何か所もめくれている。
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エレベータ前の床の金具は、パタパタと音がして、しっかり止まっていない。
隙間もある。
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まだまだ切りがなくあるのですが、何より驚いたのが
市長室前に個室トイレ
市長室と秘書課は、市民が直接入れない。つまり、廊下と接続していないのです。
3階の執務フロアをずっと行くと一番奥に右に曲がる通路があり、そこを曲がると右側に大きなガラスが設置してあり、3階の職員の状況が一目で監視できます。
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そこを背に進むと、右手に秘書室、その先に副市長室、市長室と並び、向かい側にトイレと他のフロアより大きい給湯室があります。このエリアは、直接廊下につながっていません。
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長野県知事がガラス張りの市役所にし、オープンな政治を目指したのとは、まったく逆 !
まさに、殿の隠れ場所のような、ソファを運べばホテルにもなりそうな空間です。
市長専用のトイレがある市役所や知事室ってあるのでしょうか?
どなたか、知っていたら、教えて下さい。
市民を寄せ付けない市長室に、桶川の病巣を見た思いです。
市長だけでなく、他の人も使えます、との説明。
当たり前だ !  市民のものだ  !
そのスペースがあったら、職員が寝転べる休憩室くらい作れたはずなのに。
3月議会の一般質問では、工事検査の記録が無いことが判明しています。
だからつぎはぎでも隙間があっても、そのまま検査が完了したと装い
33億の金額を払ってしまったのでしょうね。
市役所に来てもどこが正面か、受付かわからない建物。やたら駐車場と植栽が立派なのが目につく。
建物に思想が無い。つぎはぎだらけの設計と建物。
50億も使った市役所。このままではすまない。税金泥棒は始末をつけないと。
怒りよりも、げんなり、というのが正直な感想です。これを50年も使うのかと思うと、胃が痛くなる。
ある人曰く、これで5月6日以降、市民が見たら、大変な不評でしょうね。
元職員曰く、うーん、そのうち慣れちゃいますよね。
 
 
 
 
 
 

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