本当に桶川の市長なの ? 新庁舎の責任放棄

新庁舎を考える会
向かい風でお知らせをし、新庁舎の問題について、市長に意見を出そう、と企画した新庁舎を考える会。
会場は20人足らずの小さな部屋でしたが、向かい風を読んでくださった方で問題点を感じた方、かつ何か行動したい、知りたいという、積極的な市民が集まりました。
特にお声はかけていません。それでも政治に無関心や桶川をあきらめている人が多い昨今、思いがけない人たちと知り合いになることが出来ました。
ご参加の皆様、有難うございます。
この件については一切会わない
そして、先週ですが、私たちの思いをまとめて「要望書を出したいので、市長とお会いしたい」との申し出を秘書広報課に打診しました。日程調整などを確認し、市長の承諾をもらうことになって待っていた所
先週の金曜日の朝、回答がありました。
「市長はこの件については、一切会わない」との回答です。
えーっ! !…   半分予測はしていたものの、理由がわかりません。
50億も使う事業なのに、市民説明会を基本設計以来1年以上もやっていないのです。実施設計は具体的な形ですから、使う市民が主役でなければなりません。
なのに、市民に説明をしていません。
実施設計ができたからと言って、市民の意見を全く聞かず、説明責任も果たさずに、どんどん工事を進め、市民の税金を使っていくことが、許されるわけがありません。
他市町村でそんな首長がいたら教えてください
つまり、市の一大イベント、歴史的イベントと言う方もいるこの事業に、市長はダンマリを決め込んでしまった、という事です。
自分で決断したのなら、自分の考え方をきちんと説明すればよいだけです。熱意をもって、どういう建物を作りたいか、自分の心と言葉で、説得すればよいだけなのです。
疑問については、きちんと答えればよいのではないでしょうか。
それとも自分で決断していないのでしょうか。
利益を得られる業界との連絡などはしていながら、費用を負担する市民に対しては、一切話をしないという事は、税金は払わせるけれど、あとは黙っていろ、という姿勢です。
これは、市長としての在り方に疑問です。
さて、今回の6月議会では何を聞きましょうか。皆さんのご意見お待ちしています。
政治家としてのイロハなのか、人としての生き方なのか、市民に対する考え方なのか、とにかく当事者能力を失ってしまっている市長が率いる桶川市。
これでは誰が責任を背負うのか、職員も右往左往になってしまいます。
副市長が替わりに
で、この件について、国考省から出向の副市長が面会することになりました。国家公務員として働いてきた実績があるのですから、国の法律や制度にどれだけ詳しいのか、楽しみです。
桶川のゆがんだ姿勢を正す役割として期待したいものです。
まだ、建築確認や消防同意を取っていなくとも、入札にかけるのは問題ない、と答えた副市長ですが・・・。
話しを聞いて、市長に提言をする役割をはたして欲しいものです。
先週来、指名業者や総合評価の仕組みのついて会議をする「工事等請負業者審査会」の議事録を読んでいます。
前副市長の野川氏は、それでもおかしなところは、結構問いただしています。不備の無いようにという姿勢なので、結局結果を否定するまではいかないのですが、それなりに頑張っていることが分かります。
上原市長の時代の副市長は、結構頑張っていました。
下日出谷東区画整理事業の立ち上げのときの不正の処理、江川工事の不正の処理や流域づくりのまとめに奔走したり。
結局は、どんな権限を与えて、市長が最後の責任を取るという姿勢が有ればこその仕事です。江川の件については、岩崎市長時代でしたが、公務員として頑張った姿は頭か下がります。
面会の件は、後日報告をしたいと思います。
 

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