一般質問は16日(木)10時過ぎから

6月議会が始まりました
3日から議会が始まりました。
議案が少なく、条例は4本、それに国の子育て支援の補正予算のみ。
初日は早く終わったのですが、私は11日の駅からハイキングの合わせた本陣の公開日で、ここ数週間、草むしりと枝の選定、掃除と肉体労働に開けくれています。
一般質問のための調査と準備もしつつ、20日までは息もつけない日々です。
政務活動費とは
6月1日の議会運営委員会のときです。
かねてから議論になっていた政務活動費の使い方で、チラシ(議会報告など)の費用計上をどうするかが話し合われました。
委員全員(私は委員外)は、「良識に則って自分たちの責任で費用の按分をする」となりましたので、私は手を挙げて
「まずは、議会報告について、一律で費用の何割とかを議会として決めたほうが良いのでは? それから政党のチラシとの按分を計上したらよいと思います。私自身は、自費とカンパで出しているので構いませんが、議会の姿勢を示す上でも必要では?」
と、提案しました。
議長発言に驚き
臼田議長「会派の支出だといろいろある。もともと、会派と個人で、金額を変えていることだったあるんだから…云々。」
北村「議長、そんな発言はやめた方が良いよ。それでは個人(会派ではない私と渡辺議員)の金額は減らすぞ、と脅しているように聞こえる。」
臼田議長「いや、そうなんだから。」
えーっ!!!
呆れて笑ってしまいました。
元々政務活動費は、かつては政務調査費として、月1万円だけ認められていました。それも私や共産党の高野さんが長い間反対してきたのですが、いつの間にか私が失職している間に2万円になっていました。
年間24万円は、私の場合、情報公開、資料、コピーリース代など、すぐ飛んでしまいます。だから、向かい風に使う年間70万円は、生活費の中から後援会に寄附をし手そこから賄っています。もともと、市民運動を税金(棋院の報酬)でしようと始まった私の議員生活ですから、お金には何の執着もありません。
それでも本陣の維持管理や修理費などもかかり、生活費を切り詰めていますから、税に対する厳しい市民の目はよくわかります。
消費税の値上げを延ばしたところで、今の経済と社会状況の責任は、現在の政治にあると思っています。その政治の一端にある市議会が知らん顔でいるわけにはいきません。
今の政務活動費が定着してしまった以上、少しでも市民の納得する使い方にしなければならないと私は思います。
50億円もかける新庁舎と同じように、数万円でも税や法律に対して真摯な気持ちで臨んでいないと、いつの間にか麻痺してしまいます。やがてはモラルが崩壊して、あの709万円のように、最高裁まで違法という支出が生じているのです。
職員もそうなのです。長い間職員として市民の税500億円近くを使い、職員の権限でも数千万円から数十億がハン一つと、パソコンの作文で使われていくのです。
自らが発注者となった勘違いも生じ、受注者との癒着も起きてきます。市長の命令なら、法や規則の点検をしなくても、判を押してしまう事も起きるのです。
そんな行政をチェックする立場だからこそ、政務活動費はきちんとしなければならないのだと思います。
 
今更こんな事を取り上げるなど、ばからしいとも思いますが、議会報告会の事もあるので
新庁舎の臨時議会の事で、議運の委員長の説明が間違っていたので、私が正確に解説すると、議長も説明を付け加えて、大成建設で安くなったので、予算が節約できた、などと言ったので、
「それは違います、別途費用がかかるとも、最初の50億以内で納めるとの説明をしています。」と発言しました。
すると、議長「北村さんは反対したからそういうことを言うんだ。」「自分は全部わかっているんだ。」などなど・・・。
「そんなことはない。事実ですから。」と反論しましたが、
議運の委員長が、「お見苦しいところをお見せしむました。」と。
(私は、市民にとっては議論をお見せしたほうがよっぽど面白いと思いますが・・・。)
 
そのこともあるので、言いたくなりました。
議長として、議員を脅して発言を封じるなど、論外。
議会全体の質が問われる問題だと思います。だって誰もこのことに関して意見をいわなかったから。
民社主義とは、政治とは、地方自治とは
改めて勉強する毎日です。
一般質問は16日木曜日2人目です。
一人1時間目いっぱいやって、10時半、他の議員の質問もご覧いただくとして、10時ころおいでください。
1.市長の政治姿勢について
(1) 市民参加とは
① 市民参加、参画について市長の考えとこれまでの実践を伺う。
(2) 3月議会・市長答弁について
① 江川2号調整池について、「桶川市事務決裁規程第13条第28項の水路の使用許可に準じて、貸し出しは許可をしている」との答弁は正しいのか。
2.旧飛行学校跡地整備について
(1) これまでの経緯について
① なぜ、ものつくり大学との官学連携を決めたのか。決裁はなぜないのか。市長に伺う。
② 見積書を公開しない理由は何か、市長に伺う。
(2) 市民の声について
① 基本設計の段階で、なぜパブリックコメントを取らなかったのか市長に伺いたい。
② 今後、いくらかかっていくのか。今の計画に対し疑問を持っている市民が多いが、市民の声は聴くことはないのか市長に伺う。
3.新庁舎建設について
(1) 総合評価制度について
① 今回、提案項目が全て黒塗りで、なぜ一番高い大成建設になったのか納得できない市民が多い。提案項目を議会資料として提出していただきたい。
② 総合評価の仕組みが分かりにくく、大成建設決定までの全ての経過について資料を基に説明願いたい。
(2) 設計について
① 設計の誤りは修正したか。建築確認、消防同意の取得はいつか。
② ピロティ形式はどのような思想があるのか。
③ ライフサイクルコストはいくらか資料を基に説明願いたい。
④ バルコニーは本当に機能するのか。
⑤ 免震ゴム製のメーカーを特定した理由は何か。

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