一昨日(2月13日)の議会報告会…説明しきれず
今回 私は、2回目の参加です。しかし、毎回当然のことか答えきれていない。何のために議会報告会をするのか、自分たちの消化イベントになっているのかと、首を傾げたくなるのは、私だけでしょうか。
あっ、その前に議会報告会とは何かを説明しなければなりません。昨日、市が説明をすると、思った方がいたので。
議会が、どのような審議をして、どのような条例が出来たかを説明し、議員と市民との意見交換等を通する場として、議会が開催するものです。親しみやすい開かれた議会にと、全国各地で取り組みがされていますが、その形式は様々です。
今回の出席は12人。1回目は33人、2回目が19人であることを考えると、市民の関心はほとんどない、ということなのでしょうか。
それとも、あきらめているということなのでしょうか。
あまり長くこのことを書いてもという気がしますが、私が訊ねて答えられなかった項目だけ、お知らせしておきます。
◎決算特別委員会…議会が指摘したブレミアム商品券について、議会だより3ページhttp://www.city.okegawa.lg.jp/gikai/399/p001268_d/fil/177.pdf
Q 総額はいくらか、市内経済活性化の効果等どのような議論か教えていただきたい。
臼田委員長…総額は忘れた、15%のブレミアム。
◎市長、副市長の給与等に関する条例の改正につて
Q 15%の増額というが、市長、副市長、教育長、議員の報酬がいくら上がることになるのか、市民の関心事なので、教えていただきたい。
議会運営委員長…わからないので、調べますのでちょっと待って欲しい。
10分以上経過して・・・議員は総額で117万5千円。議長や副議長等の報酬は違う(高い)ので平均すると一人年額65500円。その他市長、副市長はわからない。
…何を議論していたのだろう???? 少なくとも市民目線がないことは残念ですね。
知りたければ議事録を読め…それなら議会報告会はいらない!
◎今後のゴミ処理について新たな組合を設立
現在の吉見町にある中部環境組合の隣に、あらたなゴミ処理のために、東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、吉見町、ときがわ町、東秩父村と桶川市の8市町村が組合を広域でつくるための組織の設立を承認したこと。これについて、ゴミ処理の経過が報告されました。
相馬民政経済委員長・・・現在の環境センターは、再度焼却炉を作らないという約束になっているが、15年延長してもらっている。今回8市町村の組合で作る。施設は180億円。桶川の負担は、年間の費用1億8千万円で、現在は3億3800万円かかっている。
Q 吉見町の地域では、現在の施設を建てる時に裁判になり、和解で再度この場所に建てることはしない、との約束になっていたと聞く。桶川と同じような経過があるとの話を聞くと、私は良心が痛む。どのような議論がされたのか。
コスト面も、健康施設や足湯等の併設の施設の維持管理費用は算定していないと思う。又桶川の環境センターもリサイクル施設等が残り、その運営等にも費用がかかり、1億8千万円と3億3800万円と単純に比較出来ないのではないか。
佐藤委員・・・北村さんと議論するための場ではない。そんなに議論を知りたければ議事録を読めばいいでしょ。
Q「議事録を読め」というなら、議会報告会はいらないですね。私は佐藤さんと議論する気はない。どういう議論がされたのかを聞いている。
佐藤委員…吉見町長が住民と話し合いをして、問題はない、と行っていたから、それを受けて承認した。
相馬委員長・・・コストは、他の施設は算定していないと思う。
Q 桶川にRDF(ゴミの固形燃料化)をしようとした時は、議会で現地(藤岡町)に行って住民に話を聞き、調査をしてダメとなった。議会としても吉見町の現地に行って、その状況を調べて頂けないか。
新島副委員長・・・吉見町が住民との話し合いで決定している。議会として行く必要はないと考える。個人的な見解だが。
これにはちょっと驚きました。真実を知らずに、というか知っていて、目をそらして強引に通させる。現地の人たちの苦しみに思いを馳せないということなのでしょうか。これでは選挙を考えて行動していると思われても仕方がない。
私の意見書を出したというブログを見て、吉見町の地域の人から昨年電話かがかかって来ました。
その話を聞くと、吉見町は形式的説明会を地域住民との対話、とごまかしています。私も8市町村の首長の構成する協議会を傍聴しました。
だーれも、一言もしゃべりません。事前に会議を長くやって、協議会はセレモニーになっていました。数十年前の強引な公共事業に似ています。埼玉はまだ民主主義がないと言うのが私の感想です。
地域の人たちの苦しみや怒りがどれだけなものか、ちょっと調べればわかります。
確かにこの問題は、深刻でどこかにどうするか決めなければなりません。でもそのことに市はどれだけの努力をしたのでしょうか。北本市は、行田・鴻巣と共同処理を決めた決断と何が違うのでしょうか。ゴミは北本市を通らなければ、吉見町に行けないのに。
心のない政治に市民の幸せはないのです。
これを書いていて、展望のない話ばかりで、嫌になりました。それでも、真実は市民に知らさなければなりません。
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