監査請求認めず…違法は違法。

世の中には、まじめに活きている人がいる一方で、ズルをしている人、自分勝手な人が大そう偉そうにしていることが結構あって、なんと理不尽なこと、ふざけるな!  と思った経験は皆あると思います。
でも、自分に直接関係がないと、見て見ぬふりをしているのがたいていの場合です。
しかし、政治はそうはいきません。
なぜなら、私たちの税金を使っているからです。私たちは、税金を納めないと、否応なく、取り立てられます。この国に法律があり、その権力によって強制力があるからです。
しかし,その一方で、その使い途には、あまり目を向けてきませんでした。その結果私たちが、加害者になっているのです。しかもそのことに無知でいました。
例えば原発。40年以上、私たちの税金が数十兆円と使われ、危険性や問題を訴えてきた人たちを、妨害し、抑圧し、原子力発電を進めてきました。
挙句の果てには、事故の責任も私たちの税金で賄い、なおかつ被害に苦しんている人たちの救済も進んでいない。さらには廃炉に向けて、膨大な税金が投入される。
こんな納得できない税金の使い方は、ありません。しかし、その恩恵を被った人はたくさんいて、電力会社、電気産業、天下り、そこで働く人たちの高所得。そして電気事業法やその他数々の法律で支払ってきた電気代。
言い換えれば、私たちの税金が回転してきたのです。そんな仕組みは知らされていない。でも知らなければならなかったのでは?
私自身も、おざなりの反対運動しかしてこなかったのだと自責の念をもっています。
公害もまた同じです。国の保護のもとに発展した企業が、有害物質を垂れ流す。被害者は健康を損ない、そして長きに渡って被害の立証を自分の健康と戦いながら、企業や国と戦い続け、亡くなる人もいれば病に苦しみ続けている人もいまだ多くいる現状。
薬害も同じです。
少なくとも、私たちは歴史の中で、今の社会を知ることで多くのことを学んできたはずなのです。
そのすべての源には、これを認め、進め、あるいは見逃してきた政治があり、それを支える”人”がいるのです。
だからこそ、法律は正しくあらねばならないし、法律によるルールは守らなければなりません。
私たちは、原発の事故を起こした責任も、公害も薬害も社会の一員として責任があることを自覚しなければならないのだと思います。
そして、税金が正しく使われてないとわかったら、それを正す義務もあるのだと思います。小さなモラルの崩壊が、やがては大きな社会の悪を作り、その結果、被害を被る人が出てくるのだと思います。
先日、京都大学の小出氏が助教で退官、というニュースがありました。でも、その数十年前から助手のまま東大を退官なさった小泉先生。研究も専門的知識も一流で、自らの信念で原発の危険性を訴え続け、退官なさって20年近くたっても、まだ運動の現場にいて、清貧な生き方をされている先生を私は尊敬しています。
その一方で、教授で退官し、名誉教授、天下りや国の委員会など名誉職や顧問などを次々と引き受け、発言がいかようにも変わる裕福な御用学者には、恥を知れ、と言いたいのです。
でも、私ごときが叫んでも、届かないでしょう。
だからこそ、目の前にある問題に目をつむりたくはないのです。目の前の不正を許してしまえば、やがては巨悪に育っていく。それは私たちが何度もなんども学び、目にしてきたことです。モラルの崩壊と麻痺ほど怖いものはないのです。
哀しいことがあれば涙を流す。辛い思いをしている人があれば、その人に寄り添い、ともに抜け出る道を探したい。
同時に、その原因を突き止め、同じ過ちのない社会のために働きたい。
私は、そういう側に立ちたいと思っています。
だからこそ、違法なこと、理不尽なことには敢然と戦いを挑み続けます。
それが、監査請求や裁判ででも、戦い続ける理由です。
報われない、自己犠牲を伴うものであったとしても、私は小泉先生の後ろを歩きたい、と思っています。
皆さんとも一緒に歩きたい。
 
前置きが長くなりました。恥を知れ!
と思うなら、次のステップに冷静に進みたいと思っています。
温厚になれ、少しは目をつむれ、と言われる方に。多分、生き方とプライドの問題だと思います。
自分に妥協することは決して、決して、できないのです。
709万円を正当化
先週末ですが、書留で監査請求の結果が届きました。
意見陳述で、「法律を理解する監査委員なのですから、良識ある判断をして、桶川に希望の光をつくってほしい」
榎本代表監査委員には、「前回、あなたが監査委員で判断したことが、最高裁で断罪されたことを真摯に受け止めてください。」
議員選出の市川監査委員に対しては「議会で賛成をしているので、難しい立場でしょうが、市長が提案した内容が違法なので、きちんと判断をして欲しい」
と述べましたが、お粗末な判断をされたのは大変残念です。
しかも、事実の把握のために、松田平田設計の担当者を呼んで事情聴取を求めたにも関わらず、実施しませんでした。
市の職員と元職員のみでおざなりの監査で終わらせました。このことは、情報公開をでより明らかになることでしょう。
監査委員会の判断(というか、論理構成のない言い分)
今回の監査請求で、前回よりはっきりした主張をしました。、裁判の過程で明らかになったことで、違法性がよりはっきりしたからです。
そして、幸いなことに、再度709万円をそっくり支払ったこと、松田平田設計が最初の金額を損害賠償額として請求したことで、当時の行為が、再びクローズアップされました。
よくよく分析してみると、松田平田設計は被害者の立場をとっていますが、決してそうではないということがわかってきました。
それは次回で詳しく述べます。