風邪をひきました
金曜日のつもりが、木曜日あたりから体調が悪く、下痢の後は熱と喉の痛み。だらだらと過ごしてしまいました。
やはり、無理な労働をしすぎたのだと思いますが、選挙が終って、時間に追いかけられることもなく、自由気ままな生活にあこがれていましたが、情報公開もあり、入札のチェックもあり、都議選、参議院選挙の応援もありで、当分忙しい日々が続きます。その前にチラシをつくる仕事が終わっていないのですが・・・・。
県議選候補者は全部で3人
前回、岡地氏が出馬の意向を固めたところを書きましたが、実はその前の話があります。その1週間ほど前の自民党の役員会、県議選挙が議題にのぼり、臼田善之議員が、突然「よろしくお願いします」と、すくっと立って挨拶をし、何となく臼田議員に決定したといいます。
既に10月頃から岩崎前市長から、小野氏とセットで、バーターをしようと、勧められたという話も聞きました。そのために某有力者を温泉にお連れしたとか・・・出馬していたら、公選法違反ですが・・・・。
しかし、これは、わずか2日で降板となったようです。その理由が、いろいろ憶測されましたが、ご本人から聞いた人の話しでは、「兄に下ろされた」と、無念を語ったようです。
なぜ、兄の臼田満氏が、弟の義之氏を降ろしたのか、その後になってわかるのですが、その前にもう一人の消えた候補者の話をします。
岡地氏が出馬を決めるその前後、臼田氏が降りたことによって、県議の候補者がいなくなった状況で、もう一人候補者として動き始めたのが、大隅議員です。その周りには、岡地氏では駄目だと真剣に大隅氏を擁立しようとした人もいます。しかし、この話しは市長の了解も取った上でのことらしく、伊奈町の有力者にも挨拶に行ったとの事です。
でも、私がその当時大隅氏に会ったときには、鼻歌などを歌って上機嫌だったので、真剣に出馬の意思はなかったのではないかと思っています。そもそも、議会の中で小野氏を擁立する中心人物であり、年齢も70近いのではないでしょうか。新人で70歳近い県議選の候補者など余り聞きません。
にも関わらず、一度出馬を決めて岡地氏は、この大隅氏の出馬話に振り回されることになります。
大隅が県議選挙にでると言って伊奈町辺りを動いたようだ
市長選にはマイナスだ
反小野、反大隅で自民党が動くと北村さんが多くなる
小野よりの事は言ってない
向かい風はまともだって言ってる
くれぐれも、ひかない様に、頑張ってください。
しょうがないんじゃないですか
こちらも一人ではないので下がる事は出来ないでしょう
大隅から話し合いがしたいと言う話しがあるが
自民党の役員会で小野氏への推薦を執拗に迫ったのが臼田満氏一人だったという話は何人もの方から聞いています。
給食利権か、土地ころがしか、何なのか、と色々聞かれた事もありますが、本当のところはわかりません。ただ、選挙のやり方を見ていると、自民党の推薦がなければ勝てなかった事はまぎれもない事実です。
そして、2月のある金曜日、前日に突然役員会が招集されたようです。
土下座までして、お願いします
これまで何度会議をしても、自主投票をひっくり返せなかった小野氏への推薦。
その日、臼田満氏が、大隅氏を降ろすから、小野氏への推薦を出せ、と迫ったと聞きます。 その直後岡致氏が突然、土下座をして、「小野氏への推薦をお願いします。」と頼んだそうです。
これに対し、いろいろと意見を言った方はいたそうです。しかし。最後に岡地氏は、「自分が支部長だから、自分が決定する」と・・・・。
すごい組織です。自分で候補者になって、自分が決定してしまう。独裁政治は岩崎市政だけではなく、桶川に蔓延していたという事で…
政策の議論もせずに無投票を狙っての駆け引きは、民主主義でもなく、有権者を馬鹿にした事です。
結局、臼田義之氏を降ろしたの理由は、決定権を持っている支部長の岡地氏を候補者に出す事で、無投票を餌に自民党推薦をとる事だったという事ではないでしょうか。
岡地氏がそういう人物であった事に気づかず、議会で議長として擁立し、選挙に協力して来た私は、相当馬鹿にされていたという事になります。ひょっとしたら、女を対等の仲間として認めていないのでは、と思うほどです。
(これには根拠があります。いつか彼が後援会の女性たちの事を、「いざという時のために手なずけているんだ」と話したからです。)
このどんでん返しには、さすが自民党関係者も驚いたらしく、何人かから驚いた、呆れたなど等…しかし、これが小野氏勝利へのシナリオとなっていくのです。その意味では、何でもあり・・・大したものですが、・・・・
私はそういう人物は政治家たりえないと思っています。
自民党県連は推薦せず
翌週の月曜日、早速小野、岡地、臼田満の3氏が自民党の県議会を訪問したそうです。しかし、自民党は推薦をしませんでした。県議会での小野氏を良く知っているからです。
結局のところ、自民党桶川支部推薦となったそうですが、それを機に知事とのツーショットポスターが各地に張り巡らされる事となったのです。今考えると、知事の推薦を取るためには、条件だったのかもしれません。自民党の圧勝後の選挙ですから。
それに加えて、公明党の推薦も。
小野氏は、前回の県議選は民主党、今回は自民党と衣を取り替える事が出来るようです。
それにしても、今度の選挙で驚いたのは、県議を含め、隣接の市長まであらゆる人脈を駆使して必死の応援の取り付け。私は、そこまでえげつのない選挙はやるべきではないと思っています。
そして見えて来た事は、桶川は利権の巣窟、いろんなハイエナが狙っているらしいのです。それほどモラルが壊れた市になってしまったという事でしょう。
昨日の昼のテレビ朝日のサンデースクランブル。「黒鉄ヒロシの千思万考」。
ヒットラーの独裁政治はなぜ出来たのか、選挙で普通に登場した。道路、建物、軍用機、目に見える形を国民に見せて、国民が熱狂し、やがて少しずつ法律を変えていく。
「民主主義は民が賢い事が前提となっている」
私は、ずっとそう思い続けてきました。しかし、そうでもないのかもしれません。なぜって、立候補するサイドがこうでは・・・。