給食備品、リサイクルマーケット、完売!

28日土曜日、わずか1時間で完売!
3月議会で取り上げた、学校給食の消耗品(私たちにとっては備品)、まだまだ使えるものがたくさん廃棄されることになりました。補助金が出たからと言って、一斉に食缶といわれる学校給食の食材を入れるバケツのような蓋つきの容器や、長方形の容器、1000点近くが廃棄されました。
たまたま、市内の商店から訴えがあり、「談合の働きかけを断ったら、納品で邪魔をされ、それが細かい品番指定をしていた市の仕様書に仕組みがあった」ということから、調べ始めたことです。その話は後日詳しく又お話しますが、毎年、100万円前後で古いものを取りかえていたのを、今回は総額600万円もの品物を取替え、廃棄処分をしたのです。
殆んどがアルミとステンレス製品。包丁などは取り替える必要もないもので、購入時には1万円のものや、それ以上のものもあります。
以下がチラシです。
 
 
 
 
大量に詰まれた品物。当初は2回くらい開く予定でした。
なので、保管をしている布彦陶器さんの周辺の北1丁目と、寿2丁目にこれ地は別に小さなA5のチラシを配布しました。その他知り合いの商店などにもおいていただいたり、手渡しのチラシを配ったりで、その数1000枚弱。
当日は、朝8時から用意をしていましたら、10時にはお客が来て、大量の注文。
こちらは時間の感覚がなくなって、あっという間にお客が殺到し、当初出していた商品はすぐなくなり、私は裏の倉庫から店頭まで汗びっしょりで、運び続ける始末。
しかも、持っていった先から奪い合い、私たちスタッフは何が何だかわからないままに、商品を手渡すといった感じで、あっという間に1000点近くが無くなったのです。
ひとつ、50円から500円。最初から儲けるのではなく、私たちの税金で買ったものを捨てずにみんなで大切に使いましょう、という主旨から始まったもの。小さいバケツ型の食缶も大きなものもみな100円。特大のバケツ型食缶は200円。これが実に人気。アルミなので軽いけれど丈夫。しかも蓋つき。単なるバケツに使う人も、ゴミの分別に使うという人も・・・。
箸入れなどは、ペン縦や小物入れに、50円。でもステンレス製で一生ものです。
みんなそれぞれのものを、競って買っていきました。
その雑踏の写真を撮る余裕もなく、報告できないのが残念です。
市民から教えられる
この結果も、買う人のアイデアも正直びっくり。昼には完売状態で、私たちのもったいない、という素朴な気持ちは、市民共通の思いだと、確信をしました。
とりわけ、若い方がたくさん来たのには、さらに驚き。使い捨て社会に疑問を持っていた私としては、心強いと感じた次第です。
そのアイデアと、考え方は、これからの日本を支える静かなエネルギーではないかと・・・・。そして、改めて、会に来た方たちから、教えられた気がしています。
終ってみれば、9万円の売り上げ(後払いの人もあったとかで、結果は10万円)。
そのうち4万円を場所代に支払い、残りは今後のまちおこしに役立てようと、キープしてあります。お客のうち、このお金はどうするのか、と聞かれた方がいるとか。
しかし、私も含めて、チラシ作成や、散らし撒き、前日と当日の準備やスタッフの人件費を考えたら、利益はありません。みんなボランティアだからこその売り上げです。
そのことよりも、これを廃棄して、廃品にしたとしても、電気を使って原料にして製品にするまでどれだけのコストがかかるでしょう。そのコストをかけずに、使い捨てではなく、有効に使う。このことをまず実践することが、大切なのだと思っています。
脱原子力の時代を作るには、まずエネルギーをムダにしないことから始めなければ。
それにも増して、どうショーもないのは、市役所に役人です
このアルミの食缶。防災用として安心安全課では備蓄用倉庫に購入しているようで、すべての自主防災会に配っても、充分役に立ったのではないでしょうか?
まさに、縦割り行政の矛盾。そして、いちいちそんなこと把握していられない、と言った市長の言葉に代表されるのではないでしょうか。
この国にはまだお金が余っているのでしょうかね~。
桶川市も予算が潤沢なのでしょうかね~。
その割には、市民生活にゆとりもなく、介護保険も値上げし、今度は給食費もあげる計画だそうです。
もう少しまともな政治が出来ないものなのか・・・。
 
 

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