低線量被曝

健康の回復と一日も早い生活再建を
被災地で少しずつ瓦礫の撤去が進み、出来るだけ早く平穏な日常を取り戻して欲しいと毎日願っていますが、生活再建の第一歩となる仮設住宅がなかなか進みません。その一方で、避難場所での女性の置かれている立場に、ようやくスポットが当たり始めました。いまだに着替えをする場所が少ない、仕切りもない、炊き出しで身体がくたくた、女性の声なき悲鳴が聞こえるようになりました。いつの時代にも弱い立場の人が犠牲になります。障害のある人が、周りに気を使って肩身の狭い思いをしながら、不自由な生活をしたり、避難所から出て生活しているという話も報道されるようになりました。
ここのところ、 しきりに落ち込みます。市民運動や政治活動で、弱い立場、声の小さい人達が当たり前に生活できる社会にと、真剣に取り組んで来ましたが、気がついて見るとどこかずれている。自分勝手な人達が、私たちの税金を貪り喰っている。今は、この社会の有り様をもう一度立て直す必要がありそうです。少なくとも建て前で終わらないようにしなければならないと。
仏も作らない桶川市
3月の事ですが、桶川市が募集した被災者の一時避難場所に農業センターを紹介しましたが、結局一人も申し込みはなかったのです。当たり前です。以下がその内容です。
交通:桶川駅西方4.5キロ、圏央道桶川北本IC南東約500m
  a.. 和室(36畳)1室での相部屋
  b.. 調理室の使用は可能(使用時間は午前6時~午後9時)
  c.. 毛布のみの用意はあり
  d.. 風呂無し
  e.. 計画停電の対象地区
受入れ内容
  1.. 受入れ期間?3月19日~3月31日
  2.. 寝場所の提供で、衣・食の提供はない
  3.. 市内ではスーパー等が営業されている(調達・自炊可能)
  4.. 午前6時~午後9時まで管理職員が常駐するが、それ以外の外出は出来ない
  5.. 駐車場?近隣の城山公園駐車場を利用
  6.. 火気厳禁(調理を除く)・終日禁煙・アルコール不可とする
  7.. 電話はピンク電話を利用
これに加えて、

寒い和式のトイレ、車とお金がなければ、どうにもならない場所です。
先週、騎西高校にボランティアの相談に行きましたが、被災者の置かれている立場はもっと深刻です。こんな冷たい書き方では誰も寄り付きません。確か、いくつかの町内会からは集会所を提供したい、との申し出があったにも関わらず、桶川市は対応しなかったとも聞いています。市民の善意も踏みにじってしまう、・・・それが今の実態です。
(しかし、こんな桶川市に対して腹が立たないのです。その裏にあるものが見えてしまっているから、怒っていたら、身が持たない。しかし、 底に溜まる測りようがないほどの巨大な怒りはありますよ。だから嫌がらせを受けてもびくともしないのです。)
農業センターについては、障害者のグループから連絡がありました。元気な人しか入れないと・・・。私はこの状況を聞いて、「仏作って魂いれず」ならぬ、仏も作らない状況と報告しました。駅構内の横断幕を作るお金があったら、心の入った支援があるのではないか、と、思っている人は多いのです。
ちなみに、電話で市に問い合わせをした時、「もし、被災者から相談があったら、暮らせる環境ではないから、無理かもしれません。さいたまアリーナの方がずっと良い環境です。」と説明したらいかがか、と言っておきました。
原発の放射性物質(放射能放出)は続く
話はそれてしまいましたが、今、私自身が身体で感じていることに確信を持てるようになりました。3月12日13日の爆発時だけでなく、日々放射性物質も放射線も出続けているということです。そして、関東は中汚染=低線量被曝地帯です。放射線量の発表も最近、ようやく高さ20メートルでの測定値を発表している事がようやく報道されるようになりました。測定器を持っている方は、地上や地上1メートルの線量は、2倍はあると言っています。
私は、かつて神栖町に、桶川市の焼却灰が野ざらしになっている場所や、その業者を追いかけて福井の埋め立て処分場、ゴミの固形処理計画の業者がやっている不法埋立地の藤岡町や大利根町など、何度もダイオキシン汚染の場所に行っています。その時必ず具合が悪くなります。体質的にアレルギーを持っていて、身体が敏感に反応するので、除草剤や農薬も撒かれているところに来ると鼻血が出ます。
最近は黄砂の時たけでなく、昨日今日のように雨が降っていてホコリやチリがないのに、鼻が痒かったり頭痛がします。今、原発の冊子を作る作業中で、放射線被害のことを勉強していますが、ここ数日低線量被曝のメールが転送されて来ています。
それ以前から、周囲の人にいろいろ聞きまわっていたのですが、やはり放射能の影響だと確信を持ちました。鼻血、咳、のどの痛み、風邪の症状でそうではない、頭痛、倦怠感、人によって違います。大人も子どもも身を守る工夫が必要です。
長いですが、二つのブログを紹介します。、ひとつは既に消されています。最近、告発されたものがどんどんアクセスできない状況があります。だから、貼り付けておく必要がありそうです。
【驚愕】元東電社員の内部告発:これは、既に貼り付けられたものです。
http://quasimoto.exblog.jp/14851145/
低線量被曝についてブログ、その反響http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927
ペクチンが有効
チェルノブイリの子どもたちの記録がたくさん出ていますが、その中で治療にペクチンが使われたそうです。イチゴジャムか果肉入りのりんごジュースは、体内から放射性物質を吸着し、身体から流す性質があるそうで、子どもたちにどんどん食べさせてください。安いジャムはペクチンを入れて膨らませてあるので、却って良いかも知れません。添加物のないのが理想ですが。
海藻類も毎日とると良いと聞きました。1日海苔5、6枚で良いのだそうです。

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