この頃、良く私のところにメールや手紙がきます。現職で無い私に来るということは、議員がよほど冷たいのか(実際にひどい事を言われたとの話もありました)桶川市の無機質な体質か、市民にとっては、良い状況ではないということです。
匿名でご返事できない方や、メールが返ってきてしまう方など、いろいろですが、必ず私は市に改善をさせていますので、とりあえずご報告します。
40台の女性~からの手紙
先週末に桶川市在住、市民の願いです。と宛名の下に紙が張られたお手紙が届きました。
話の内容は、こうです。市のがん検診を活用している。胃カメラの後の下剤をのんだ後、あわてて保険センターのトイレに駆け込んだ。ところが紙が無い。スペアも置いていない。大変惨めな思いで、下着が汚れたまま家に帰った、というのです。
これは決して笑えない悲惨な話です。当日は利用者がとても多かったといいます。その方は、こう書いてありました。
「公園、鉄道、スーパーでも、スペアは必ずあり、無いところなど聞いた事がありません。掃除のおじさんに聞いたら、健康増進課の職員が、衛生的によくないので、スペアは個室内に置かないようにと言われているとの事でした。男子の小便器の上には置いてあった」と。さらに付け加えて「このような感覚で健康増進課の検診は嫌ですよね。」と。
ペーパーホルダーをつけることに。
今日は、情報公開の予定があったので、行きがけに広報公聴課にその話をしてお願いをしてました。約2時間後の帰りがてら、どうなったかを聞いたところ、「すぐにペーパーホルダーをつける事にしました」との回答でした。
私は忙しくて確かめる時間が無いので、結果を報告していただけると良いと思います。
でも、ペーパーホルダーは、せいぜい1個か2個。リ・プロダクティブヘルツの観点からすると、検診をする場所としては不十分です。生理中であれば、これまた悲劇です。30メートルのペーパーを仮に1メートルずつ使えば、30人。ひっきり無しに使った場合、2個は数時間。健康の事を考える部署ですから、何が衛生的でないのか、考えたらすぐわかる話です。
相手の気持ち、市民の立場、税金は私たちのものである事を忘れないことです。棚をつけても、おそらく数万円ですむことです。
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