予想通りの委員長

今日は、一般質問初日。相変わらずのやる気のない市の答弁、何を言っているのか分からない質問。時間節約で、早々と引き上げました。
一昨日までは、民生経済常任委員会に、建設文教常任委員会。予想通りの人事というところでしょうか。
民生経済は、委員長に公明・大沢信行、副委員長に共産・永野朋子氏。共産党の永野氏を副委員長にとは、ちょっと不思議。多数会派や与党連合会派が取れるはずだから。本人に聞いたら、臼田氏が副委員長を固辞したという。ふーん、そうなんだ。そのうち、理由が分かってくるのでしょう。
建設文教は、委員長に新政会・市川、副委員長に新風・大塩氏。やっぱりね。
新人、民主・佐藤議員が議運の委員長に
今まで、一期の議員が議運の委員長になったなんて、聞いたことがない。でも、噂どおりに決まったそうだ。議員は新人であろうとベテラン議員であろうと、選挙で選ばれた対等な立場。しかし、「議会は民主主義の学校」と言われるように、少数の意見に耳を傾け、市民に開かれた議会を心がけることが肝要。残念なことに、一期生では力不足。おのずと数の力を振り回したり、やたらと与党風を吹かせるようになったり、民主主義を勘違いすることがしばしば。
昨日の渡辺光子氏の一般質問で、再々質問に際して、各項目の質問が飛んだり戻ったりしたことがありました。市長が、渡辺氏の発言に対して笑ったらしく、「真剣に質問しているのにすぐ笑うのが悪い癖だ」などと、抗議をしつつ、質問をしていたのです。それを佐藤氏は、「ちゃんとまとめてろよ」と野次を飛ばしたのです。一般質問は、議員に与えられた時間。質問が下手でも、まとまりがなくても、児童会よりひどくても、電話で聞ける話でも、野次を飛ばして邪魔をする権利はないのです。
もっとも渡辺氏も、「何であんたに言われなきゃいけない」と、壇上から切り返していましたが・・・・。
そんな人物が、議運の委員長。議長予定と目される人物で、果たして議会はどうなのでしょうか。私のところに電話をしてきた方が言いました。「結局、議会は佐藤氏に牛耳られるのか」と。
市民の心を吹き抜ける 師走の風 知れば知るほど 冷たさ身にしみる。
事業仕分けなんて、議会の恥
この議会、市に事業仕分けをしろ、と質問している議員が多い。「何を言ってるんだ! それが議会の仕事だろう。」
もともと、無駄な事業は担当課がチェックをする。議会は予算でその使途を見極め、決算で無駄をチェックする。その結果を翌年反映するのが予算編成だ。私は、常に予算の無駄遣いをチェックしてきた、それが議員の義務だから。
議員の責務を忘れで、執行部に仕分けをしろというのでは、議会は要らないのでは?執行での議案を追認する数あわせだったら、議員を大幅に縮小しろ、という市民の声が上がります。
桶川市は、長い間、予算書を1ページずつめくり、本会議で議員全員で審議してきました。だから新人議員も早く予算を理解できたのです。体力勝負の予算議会と言われるほど、毎日毎日遅くまで審議が続いていたのです。しかし、前期途中から、その予算審議を委員会に分けてしまった事と、事前通告制などという、発言封じをやるようになってから、市のお金の使い方や、仕組みを分からない議員が多くなった気がします。
第一、事業仕分けを迫るのであれば、会場に出向いたらどうでしょう! インターネットで毎日見ていたのでしょうか? 少なくとも私は、時間のある限り、ネットで観客となり、現場に出向いて、メモを取りながら、観察をしました。
もし、あの事業仕分けのようにやったら、桶川市の予算の大部分は「廃止」です。 基本的には、十分な説明をできない、効果が説明できなければ、見直しか、廃止になっていたのですから。
議会がその責務を果たしていれば、事業仕分けは不要だ。

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