ご無沙汰しました
あっという間に、一ヶ月。国政も鳩山邦夫さんを辞めさせてから、1ヶ月。その後の内閣支持率は、坂道を転げ落ちるような有様。見ていても無様で、政治の世界は、最後は、自分のことばかり考える人が目に付いて、醜いものです、桶川議会でも何度もその事を目にしてきていますので、12月もさぞ大変なことでしょう。
いつになったら、市民に、国民に、納税者に目が行く政治家が出で来るのでしょうか?
さて、、こんなにご無沙汰してのは、選挙後の市民からの相談が多かったからです。今の市政ではどうにも出来ない難問が、私のところに舞い込んで来ます。調査をしていくうちにいろいろな職員の不正や、公務員にあるまじき行為が発覚しました。毎度のことで驚くことではないのですが、いい加減に、襟を質さないと、桶川は本当に財政破綻になるかも知れません。市長を始め、桶川の将来や市民の生活を真剣に考えている職員がほとんどいないのですから、これが桶川の民度なのでしょうか?
臨時議会では、補正予算で2億9千万
8日、補正予算を決める臨時議会。傍聴者は私一人。ここにすでに民度の問題があるのかも知れません。そして、それをあえて悪くしているのは桶川市。
市のホームページから、右端の小さなアクセス欄、桶川市議会をクリックして、お知らせは最後の1行○ 「臨時議会が、7月8日(水)に開催されます。(H21.7.1更新)」とあるのみ。市の新着情報にも載らず、勿論広報にも、載せない。「民は知らしめず寄らしめず」を実践しているような市です。
今度の補正予算は、国の緊急経済対策15.4兆円の振り分け。前年の補正で実施した「喫煙パトロール」、約500万円前後と思いましたが、果たしてどんな効果があったのか、警備会社に入札して、数人が駅から市役所、東口の通りを、ゴミ取りばさみをもちながらプロプラ。私が夜駅を降りた10時ごろなんぞ、歩きタバコの煙でむせることはしょっちゅうなのに、昼間、人のいない通りを2人一組でお仕事。
第一、未だに禁煙地域とわかっていない市民がほとんどなのでは?もっと困っている市民は、たくさんいるのに。
税金の使い方は、市長の人柄にも影響されるのです。
土木オンパレードと新車7台
舗装修繕工事が、年度当初予算で、たった300万円。それが一挙に7100万円の増加です。
永野議員「たくさんの道路の修繕が必要な中で、優先順位はどのようにつけたのか」に対し、道路課長「緊急を要する場所が、加納、川田谷、桶川地区と一箇所ずつあった。」・・・子どもでもそんな説明に納得するだろうか?
続いて「道路単価は13,888円/㎡です。」との説明に、高野議員「資料から計算すると、高くなっているが」と。
あわてて、半額近い単価に修正。その他の費用は、道路すりつけ部分などの工事」と、議会への説明もいい加減。質問も、共産党議員3人がほとんど質問し、後は2問だけ平成会、公明が質問したのみ。ただ座っているだけの議会に執行部。緊張感がないこと甚だしい。
ブログはつい長くなってしまうので、要点のみ。
おかしな予算を紹介します。
南小跡地の整地費、2100万円。
グランドゴルフや多目的の広場に使うのだそうです。市長「あのままで、草がどんどん生えて、毎日草刈にお金をかけて良いのか。数百万の単位でかかる。一旦はきれいにし、活用を考えたい。盆踊りなどレクリェーション協会が考えている。」
しかし、ごどもが自由に使えるのかは疑問です。都市計画課が管理し、「経費の一部は、看板を設置し、禁止行為を周知していく。」と答えています。
つまり、東口整備は、またまた後退、あるいは思い通りにならないので、一時休止なのでしょうか?市民不在の街づくり。かつて、学校用地を寄付した人だ地の思いは。踏みにじられたまま。
総合運動場工事2740万円
荒川太郎衛門橋の西側に荒川上流工事事務所から借りている5700㎡の運動場。河川敷で氾濫も多く、毎年500万近くかけて整地して使っているのですが、今回は、塩化カルシウム57000㎏をプチまけて、土壌を固め、仮設トイレも設置して4面の野球場にするのだそうです。
これも浅はかなことです。この場所は、自然再生事業に隣接。環境に影響を与える塩のぶちまけが協議会で認められるわけがないのです。更に、私たちの飲み水になっている荒川。塩素を大量に投入し、河川の生物や水質に影響を与える事を何とも思っていない、という考えられない桶川市の環境意識。
関根武議員「環境に影響ないのか。」 保健体育課長「今まで他市で使っている情報からは、影響があったという話は無い。」・・・そうかなー。ネットで調べれば、OECDの評価も出でいるし、「命=環境=自然=健康、を大切にする」という概念は、ないのだろうか。それでスポーツは何のため?
体育館の耐震工事の増額小中各2000万円
これで、総額は確か1億4千万円。設計をしたら、見積もりが足らなかった、という説明だが、どうもこれもおかしい。桶川市の予算の見積もりは、影で業者にやらせているとも聞く。いずれはっきりしていくだろうと思いますが、一般競争にするのか、指名なのか、是非注目したい。
新車購入7台
ブリウスを市長車に1台。後はホンダのインサイト6台。低炭素車の購入というが、その方法に、「ディーラーが桶川にあるので、是非応援したい。」と説明しました。ホームページに登録している入札参加資格業者にはないので、市に問い合わせたところ、つい最近、追加登録をしてもらったのだそうです。
こまで来ると、1社優遇になってしまい、地方自治法をクリアーできるのかは疑問。場合によっては随意契約というのです。買い替える車の中には、走行距離5万キロ前後の車もある。一方で市内の車の修理や販売業者で、入札登録しているのは約8社。その人たちの市内業者育成は?下取りも含めて、どうするのか。
あまりいい加減な方法をとれば、監査請求の対象にもなりかねない。答弁が安易になっていると感じているのは私だけだろうか。
時間切れです。明日、また報告します。
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