一般質問・・・呆れたというか・・・・

今日は6月議会の一般質問初日。
傍聴です。二人目の進藤議員、私が選挙中の事をブログに書いたからなのか、それともタニマチか利権同盟に頼まれたからなのか、真意は分かりませんが、入札に関する質問です。主旨は
1. 予定価格=設計金額とせよ
2. 指名の際のランク付けをはずし、市内業者を広く指名せよ
というものです。予定価格に関しては、「予定価格を設計金額より下げているために、落札率が高くなり、不正があるかに言う者がいるので質問をした」と。
更に二回目の質問で「適正価格、適正入札に対し、必要以上に落札率で行政を批判することを避けるために、あえて質問した」と。・・・・・何と浅はかなこと。
90%以上の落札率は談合の可能性が極めて高い
これは全国市民オンブズマンの詳細な調査結果から出てきたことです。落札率は予定価格に対する落札金額をいいます。従って、予定価格に近い金額を入札できるということは、何らかの形で金額が漏れているということです。99.9%や100%などという「神業」はホールインワンより確率が低い。
この問題は、設計金額と同額にしたところで、無くならないのです。利益を出来るだけ上げようとすれば、予定価格に出来るだけ近い金額をつけられる。それは談合があれば、ヨリ確実な担保となって可能なのです。
でも、設計金額に対する落札率を算定しても、軒並み92から93%、95%などというものもあります。・・・・全部調べて質問したのかいな?
第一、2回の入札で全てチャンピョンは同じ。それもオンブズマンでは指摘されており、桶川ではまさにその通り。選挙のときに、投票会場にいたのは業者ばかり。「アー良かった。」と口々に言っていた面々は、談合業者です。
話しを元に戻して、設計金額は県の単価を導入しているので、県のように大きな仕事を基準に算定していたら、利益は大きくなりすぎます。今の状況でも、予定価格の設計金額に対する割合は、99%から92%、営業費用、一般管理費まで含まれての見積もりですから、市内業者ならそのコストは大幅に下がるはずなのです。談合を止めた自治体では、70%台の数字は当たり前。
もう一つは、耐震設計など建築は、設計業者に見積もりまでさせます。設計金額=予定価格にするということは、設計業者にキャスティングボードを握らせることになります。そこから予定価格は漏れるのですから、ますます不正の温床を培養することになります。設計業者に守秘義務はありません。
もともと、市の予算の見積もりでも、設計金額でも、業者にさせている場合が多いのが桶川市の実態。
これをわかっていて質問しているとしたら、露骨。分からないで質問しているとしたら、ピエロ。何ひとつ、桶川市の事を考えていないという証明です。あるいは、またまた次なる悪事の始まりなのか?
・・・・というのも、総務部長の答弁。・・・「整理をして早急に考え方をまとめたい。」だって。おいおい、少なくとも数年前までは、総務部長はそんな答弁はしなかったぞ。もう少し法と良心に基づき、きちんと答弁していたよ!
これ以上桶川を食い物にするな
圧力、脅迫に屈している職員、そして犯罪をもみ消そうとしている面々。
ある人が言いました。「桶川市には正義感のある奴は一人もいない。」・・・・誰が言ったのか、分かる方がいるはずです。そして、これは、あなたのことです。
かつて、公選法違反で有罪になった元議員が私にこう言ったことがあります。・・・・「俺は、黒も白と言えば白なんだ。」・・・・・「あんたそれでも議員か!」 ・・・。県議会の社会党の控え室に、25階マンション紛争の質問を止めるように働きかけに来た所に、私が偶然居合わせたのです。
同じ時期に、当時の岩崎秘書室長とこういう会話を交わしました。答弁を平気で覆すに及び、「あんたは二枚舌を使うのか!」・・・・これに対し、私の耳元でささやいたのです。・・・・「俺はもっとだぜ。」・・・・ひとりの人物の裏表を見せ付けられ、ぞっとした一瞬でした。
逆立ちしても、そういう人間にはなれませんね。・・・・・同時期に、佐藤元自治労副委員長から国会議員に、私の誹謗中傷ファックスが送られたのです。
どちら様も、そこまでして頑張る理由は何だったのでしょうか?市民に何のメリットもないマンション計画、自分に何らかのメリットがあったとしか考えられません。
今回の選挙では、鳩山大臣、川田参議院議員、岡崎参議院議員の所に相当数の誹謗中傷のファックスや電話がいったとか。
これも、私には考えられないことです。そこまで人間は卑しくなれるものなのか?犯罪との認識はあるのでしょうか?
このままの状態では、市役所は、独裁と横暴の暗雲の下、職員の生気と良心がアメーバーのように溶けていくのが見えるのです。なぜって?
それは、当たり前でしょう。「朱に交われば赤くなる。」「類は友を呼ぶ。」「同じ穴の狢。」
「類友」といえば、傍聴席。下日出谷東区画整理組合の理事達が傍聴していました。ひとり目の渡辺議員の傍聴と思いきや、進藤議員の質問をしっかり聞いて、終わった途端にひきあげていきました。
自分のことしか考えない、「類友」は多いですね。

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