「市長」このお礼は、仕事で返したい・・・入札結果

22日、水曜日。今年度初めての入札がありました。全部で38件、朝9時から5時まで、一日中です。私は今までこんなことは経験していません。市長選挙後一挙に入札です。
指名通知は4月10日
しかも、業者への指名通知は、4月10日、市長選なっ最中。「この時期しかなかった」との担当者の説明ですが、38本も一度にやるのは異常です。市長がどれだけ必死であったかの証拠です。改選直後の年は予算もおおざっぱに暫定的に組むものです。それが、法律に定められた選挙制度の主旨を尊重する姿勢です。しかし、岩崎市長は違います。城山公園の子ども用プールを潰し、野球場二面に変える約束をし、スポーツ団体の応援を取り、坂田への市役所誘致の署名を働きかけ、極めつけは、入札です。業者には、「選挙のお礼は仕事で返したい」と露骨に発言したと聞きます。これは、公職選挙法違反です。ここまでモラルが無いまちは、タイムカプセルに陥っているとしか考えられません。
談合を止めないのはなぜ?
あれだけ談合の存在を批判されたのに、一日かけて指名通知を選挙中に出し、指名通知から投票依頼が透けて見えるようなやり方。少しでもニュースを見たり、新聞を読む人ならすぐ分かることです。
少なくとも、金曜日までは怯え続けた面々。喉元過ぎればというわけには行かないのです。なぜなら、談合は犯罪。犯罪は犯罪を助長するのです。ひとたび弱みが握られれば、さらなる犯罪を引き起こすということです。千葉市長の事件は、選挙の最初から、犯罪があったと聞きます。
今回の入札。最初は市内談合業者の集まりです。
21-22工区築造工事・・・青木清掃、浅見工業、足立建設、大塚土木工業、島村建設、清水建材工業、山中土建工業、・・・・この中には、公明党とのつなぎ役をした業者もいます。選挙中に、「お仕事下さい」と、公明党の市議3名に衆議院候補を呼んだそうです。そうか、公明党は仕事をあげられる立場にあるのか・・・。清水建材工業が2100万円で落札。落札率は、93.3%。。それでも高いのですが、選挙後の今にしてみれば、土産が減った分は、又考えなければなれません。多少考えたのか、それとも談合を拒否した業者がいたのか、と思いますが、仕様書を見てみないと分かりません。
20-23工区築造工事・・・青木清掃、足立建設、荒川工業、エーアンドケイ、清水建材、中島土木開発・・・・これもほとんど、22工区と同じグループ。上の2社の子会社が入っているので、話し合いは簡単です。まともな会社がいてもはじかれてしまいます。580万円で足立建設が落札。97.6%。
私の顔を見ない業者、そそくさと立ち去る市長
さすがに、デマを流し、て戦いとった業者たち。良心がとがめるのでしょうか?それとも私が怖い? 入り口に陣取っている私の顔を見ようとしません。私は、それぞれの顔を見て確かめているのですが、逸らしてそそくさと会場を出て行く様は、分かりやすーい。
休憩中に中庭で電話をしていた私の姿を見て、さっさと車に乗り込んだ市長。これもやましさか、恐怖か、そそくさと出かけていきました。これから、みんなにお土産を出すのは、さぞかし大変なことでしょう。違法に違法を重ねていって、毎日どれだけの重圧と良心の呵責に苛まれていることかと、つい、同情してしまうのは、私の悪い癖です。でも、良心の呵責がないから、私たちの税金を使って、「仕事で返したい」と発言するのでしょうね。「桶川はどうしようもない」とよく発言する皆さん。それでもこれは私たちの問題なのです。
やはり、変えなければなりません。憲法第15条「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」「全て公務員は、全体の奉仕者であって。一部の奉仕者ではない。」・・・選挙運動をした職員の皆さん。デマを飛ばした職員。あなた達の良心はもともとないのでしょうか?  それとも、業者と旅行に行ったことがばれてしまうことを恐れているのでしょうか?税金は、市民のものですよ。
 設計委託のすべてに指名される業者
今回の入札では、工事の他に委託が多い。その中には、耐震化設計や診断など6本も入っている。この中の全てに指名されているのが、村山設計㈱。選挙中、進藤市議と一緒に駅近くで立っていたのが、同社の元社長。今まで影で動いていたのが、オモテに出てきたのを見たとき、相当必死になっていると感じた事を思い出します。そのうち、東小体育館耐震設計595万円、92%。加納中体育館耐震診断178万円、84%の2本を落札。耐震診断は、以前は同社が出来なかったはず。一度に2本の請負を出来る社員はいないはず。丸投げは、違法ですから、どうやってやるのでしょうか。優秀な社員を雇用すればよいことですが・・・。

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