一般質問・・・市長はからくりを知っていた?!

市長選出馬表明以後、時間があれば街頭に出たり、準備で超多忙。ブログ更新がなかなかできませんでした。今日一般質問を終えたので、少しだけ書きます。
庁舎プロポーザル選定のインチキ
今回は手抜きの質問でしたが、709万円の損害金訴訟の中で、市があまりにもいい加減な答弁書を出してきたので、選定のからくりを出すことに決めました。当初はもうすんだことと考えたのですが、不正のデパートの桶川市、こちらまで麻痺してしまっているのかも知れません。改めて表に出そうと考えました。
設計業者の選定までは、以下のような経過をたどります。
06年3月13日 第一回プロポーザル選定委員会、委員は市長が独断で決定・・・大学教授2名、建築家1名、市民2名、助役。貝山道弘、恵小百合、山中知彦、小野原典子、前島昌文・・・提案書を5月に各自に郵送する。
06年5月23日 選定委員会、一社15分ヒヤリング ㈱松田平田設計に決定
こんな形で、決まる。当日の委員会では、採点表に記入する形をとるが、その後の作業が不思議なことをする。各委員の採点後、職員が集計をするのだが、その際に割り戻し作業をする。つまり、採点合計がそのまま集計されるのではなく、その集計を各項目ごとに操作するのです。意味はわからないと思いますので、後日その資料を公開します。
市長は知っていた? 資料を見なかった!
私の2回目の質問、情報公開の資料と、それを基にわかりやすく作りなおした4枚の資料を配布した。私が資料を基に説明しても、市長は資料を開かない。下を向いたままだ。こちらが質問をしているのだから、答える義務があるから、質問の主旨を理解するのが当然。しかし、最初から資料を見ないのだから、答弁を放棄(市長を放棄?) しているのか、このからくりを知っているから、見ないようにしているかのどちらか。その後も何度も市長に聞いても一切答えなかった。こんなことは初めて!・・・・私は、その場で「市長、資料見て下さいよ。それとも全部知っているんですか?」 とまで言っているのに、とうとう見なかったのです。
ちょっと、最悪ですね。建築設計業者で市に登録している70社から8社を選定し、それを又6社の絞って、プロポーザルの申し込みをさせたのです。その基準は全く不透明。実績、経験を基に選んだと言いますが、これもいい加減。指名委員会の議事録を見ると何の根拠もないのです。それを聞いても答えない。長い議員生活の中でも、これほど答弁がなかった一般質問も珍しい。最も最近の執行部は、著しく当事者能力を失っていて、給料泥棒に等しいぐらいの答弁しか出て来ない。それだけ、知らないところで何かが決まり、部長が責任ある答弁ができないということかも知れない。
佐藤議員が途中退席
私の質問中に、佐藤議員が議場から消えて、戻ってきたのですが、私は何となく気づいていたものの、質問に全力集中していたので、気に止めなかったのです。後で、他の議員から、答弁調整に行ったのでは、と聞いた。政策審議室長は、市の司令塔と本人が言っていたのだから、当時者として、その事情をよく知っているのでしょう。責任は市長と一緒ですね。私は、このからくりは犯罪に等しい、と思っています。
肝心の表だけ添付しておきます。
(画像をクリックすると大きな画像で見られます)

プロポーザル配点割合

プロポーザル配点割合


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