4月の30日、議会便り編集委員会の市川委員長から、突然電話がかかってきました。「議会だよりの原稿から北村さんの質問のある興津元副部長の興津を取りたいので了承して欲しい。」と。・・・そらおいでなさった。・・・・当然即座に拒否。「言論封殺は良くないよ。公職なのに、元副部長だったら何人もいて、却って他の人に迷惑がかかるからね。私人なら、議会で質問の時に削除されているし、公人なのだからね。今までそういうことはなかったのだから、変なことをやると訴えるよ。」
しかし、どうも要領を得ません。後でわかったのですが、すでに削除を決めて、その了解をとる「通告」だったのです。・・・彼らのことだから、もし、興津氏と密接な関係があるならば、こんなことぐらいは、やるだろうとは思っていました。・・・・がです。
・・・・他の委員は何も言わないのか!?・・・議員の民主主義に対する感覚の違いに愕然とした思いです。これでは、官僚主義も批判することも天下りを批判することも出来ないし、正しいと思ったことを主張することも出来ないのでは?・・・・。
議会だより編集委員会のあり方
編集委員会なので、勿論、編集権はあります。しかし、私は委員長を4年、副委員長を2年やりましたが、編集方針は、きちんとしていました。
1)議会の様子を出来るだけわかりやすく伝える。
2)質問者の意思を出来るだけ尊重する。
3)言論統制はしない。ただし、公序良俗に反する表現屋差別的表現は別の表現に変える。
というものでした。それは、長い間合意されてきたものです。私は、誰の原稿でも、決して分け隔てなく、徹夜してそれぞれの質問の意図が伝わるように、校正したものです。
公職であり、情報公開もされ、議会で質問をしているのです。議会だよりは、原稿を出しているはずです。いつから、委員会がそこまでの権限を持ったのでしょうか?
「何かが少しずつ、言いにくい社会になっている。」 TBSのニュース23で、特集が最近ありましたが、桶川議会も同じ状況のようです。時間が出来たら、訴訟の検討をしようと思っています。
副市長候補説は現実味?
興津前副部長が駄目なら、岩崎市長も駄目なはずです。井上都市整備部長も駄目です。しかし、そんなこと有り得ません。県政は、私たちの政治に密接なものであり、桶川のことで係わったわけですから。
それをあえて、興津氏の名前をはずすことを画策したのは、彼を副市長候補として出したいからではと、思わざるをえません。これはわたしの直感です。そうでなければ、放っておく筈です。副市長候補に出すのに、イメージが悪くなることを避けたかったのでしょう。・・・やはり「語るに落ちる」とはこのことです。
これでは、桶川市政も議会も天下り天国です。
県の職員の中でも、この件に関し、興津前副部長を庇う者も、正当化するものもいません。なぜ副部長が、道路構造例に反してまで、わざわざ滝の宮線の変更を後押ししたのかも、説明してくれません。
これは引き続き調査をしますが、興津前副部長は、今年3月まで企業局長を1年やったそうです。業界紙には新聞に大きな写真入(大きさは7センチ角)で対談記事が載lり、埼玉新聞にも写真入でインタビューも載る人の名前を隠したのですから、議会だより編集委員会も大したものです。
議会の構成は
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