気骨の論客・神宮寺斎さんのご冥福を

 連休の中日、突然のTEL。
「下東の神宮寺斎さんが亡くなった。」
県央病院で、突然容態が悪化したとのこと。4月28日のことだそうです。10日ほど前にお見舞いに行った時は、とても喜んでくれて、「また来ます。早く退院して、また議会の傍聴をしてくださいね。」と分れたのに。
海軍の生き残りに使命感も
神宮司さんは、海軍出身。戦争で亡くなった同胞の分も、一生懸命生きていらした方です。学校の先生をされて定年を迎えてから後も、平和の大切さ、戦争の責任を自覚され、時あるごとに発言をしていました。下日出谷の区画整事業の理不尽さや、組合の強権的態度に怒りをもち、その見直しにも頑張った方です。
議会の傍聴は一番
ここ10数年間、おそらく一番多く議会を傍聴されていると思います。うしろを振り向くと、「やあっ」と、右手を挙げ、私の質問だけでなく、本会議を傍聴されていました。自分の考えをはっきり言われる気骨のある方で、議会が休憩になると「あの答弁は何だ。なっとらん!市民を馬鹿にしているぞ!もっとまじめにやれと言ってくれ!」と誰彼構わず掴まえて、話をされていました。「頑張ってね!」「また来るね」が最後の会話となりました。私を支えてくれた大切な人をまた一人失いました。あなたの気持ちを決して無駄にはしない。決して裏切らない。それが私の今の気持ちです。
(数日前に書いたブログが、作業ミスで消えてしまいました。改めて今の気持ちを書いたので、文章は変わっています。)

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