ごあいさつ

ピンポーン、チャイムの音。玄関のドアを開けると、同世代の女性が立っていました。相談があるとの事。事務所にお招きし、話を伺う。

障がいのあるお孫さんの事だった。市内のかかりつけのお医者さんの対応がひどく、適切な治療が受けられなかったこと、それがために、夜中に救急搬送され、数日間、生死をさまよい、脳に障害が残ったと。母親はショックのあまり、心を病み、それでも一生懸命働き、こどもを育てている。母子家庭の話だった。

ああ、なんという現実。物語よりも辛い、苦しい、悲しい!

 

いじめを受け、引きこもってしまった中学生。裁判で訴えている家族がいる。

フラッシュバックが起こり、錯乱した状況になると、家族中パニックになり、地獄に突き落とされたような空間が広がる。

話を聞くと苦しい。抱きしめて慰めてあげたい。

 

どちらの家族も、その後のひどい周囲の対応が、更に奈落を経験させる。

それでも人は生きなければならない、何度も何度も傷つきながらも、立ち上がってほしい。

 

私の心の奥の奥には、そんな悲しみとともに、静かな怒りがある。

人を貶め、傷つける輩は決して許さない。

政治のとるべき責任を果たす。それが私の行くべき道です。

様々な問題の根っこは繋がっています。

人を大切にする政治。誠実に仕事をする市役所に。

税金のムダを無くすのは、そこから始まります。