情報公開裁判は却下されました
新庁舎の建設業者。
5000万円も高い応札金額だったのに、総合評価という特殊な制度を使って
大成建設が受注。
庁内に作った技術審査会。課長クラスと都市整備部長がメンバーで、提案内容について、採用する個数で点数化しました。
あらかじめ、設計業者である日本設計が、作った採用案が提示され
その是非の審議はわずか2時間半のみ。32億円もの建物の業者選定に、聞いたことがない大雑把な審議。
じゃあ、何が優れていて、5000万円も高い業者に決まったの。
ところが、その提案内容を全部黒塗り、のり弁にした桶川市と争っていましたが
裁判所は、一環して市の言い分を聞き、公共工事の適正化法は無視した判決を出しました。
公開すると、企業のノウハウが知られ、損失につながるという理由です。
つまり、最初から上から押しつけた選定方法だったという事が、明らかになったのです。
今の時代にです。民に知らしめず、です。
のり弁が確定
時代はまだ民主主義とは程遠く、国交省の作った総合評価制度は、官製談合の温床みたいなものと
改めて感じた4年間の裁判でした。
黒塗りである以上、技術審査会は、外部の有識者も入れないと、どうにでもなります。
北本市は、少なくとも、有識者を入れて、何日も審議をしています。
桶川市の職員ではこのシナリオは作れませんから、誰が指南したのでしようか。
判決を読んでしばし腹を立った後、
そうか、のり弁庁舎・黒い市役所は確定だ! と、気づきました。
何で大成建設が優れているかの理由は明らかにせず、その責任を放棄したのだから
のり弁確定!! やっぱ黒いや、疑惑満々の市役所だ
と堂々と呼べることになったのです。
だから控訴はしないことに決めました。
目下、いい加減な設計変更で5千万円以上を上乗せした支払いに対し、損害を市に返せと
裁判が続行中。これは、最後まで徹底的に戦います。
きわめていい加減な設計変更に、変更契約前に工事が先行したり、
別の契約・道路側の木工工事部分を7000万円で随意契約で取りながら
庁舎の変更工事と混ぜてしまったりの、違法な契約違反もあるのです。
こんないい加減な自治体って、信じられない、と思う毎日です。
のり弁を改めてアップします。