6月一般質問を終えての反省と決意

一般質問が終わりました。
1 2か所の保育所に預けている世帯の解消を
2 桶川に病院が必要との共通認識を
3 新庁舎、1年目の検査と管理がずさん、議会質問から9ヶ月でまだやっていない
4 飛行学校整備、文化財だから高いといいながら、まやかしの工事
5 新庁舎監査請求の審査のいい加減さ
を明確にするために質問しました。
今回初めて、監査委員に質問しましたが、最後の残り2分で、全く異なる答弁をされてしまい、言いたいことが言えず、残念。
私は、新庁舎の設計変更に関する、見積もり書について、「見積もり依頼書が無かったんですよね」、と一回目の答弁をたたみこんだのですが
監査委員は、用意した別の原稿を読んでしまったのです。
「見積もり依頼書は無かったんですよね。」
「ハイ」で良かったのに!
議長曰く、「もう質問しないと言ったから、安心しちゃったんだよね」と私が悪いかの様
しかも残り32秒で止めたのに、12秒まで針が動いていた。議長に言ったら、止めた、と言うのだけれど、止まってなかったのです!
後で確認したら、担当の事務局員が、止めるのを送れたらしい。
他意は無いと思うけれど、こちらの真剣さが、伝わっていない。
1時間の持ち時間なのだから、1秒でも貴重。
今回、年収600万と仮定して、年4回4時間の一般質問、
委員会も加えて30時間として20万円/時間。
「1分3300円の仕事だから真剣に向かい合って欲しい」と言っておいた。
見積もりについて
新庁舎では、アスベスト工事がとっくに終わった1年半近く経ってから、見積もりを取り、設計変更をしたことに対して、国交省と埼玉県の設計変更ガイドラインで、「工事費の2割以内なら、軽微な変更で、工事終了時に設計変更をしても良いことになっている」。だから良いのだ、と答弁をしました。
そのガイドラインとは、こうです。
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設計変更に伴う契約変更の手続きは、その必要が生じた都度、遅滞なく行うものとする。ただし、軽微な設計変更に伴うものは、工期の末(2会計年度以上にまたがる工事においては各会計年度末)に行うことをもって足りるものとする。
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そこで赤字( )について、どうなのか、ガイドラインは知らなかったのか、知っていて、やらなかったのか、質しましたが、市は答えられないのです。
経過は
解体アスベスト工事は2016年8月中に終了
半年後の2017年3月末には出来高払いを終えている。(会計年度末です)
2018年1月に見積もりを取り、翌2月に設計変更をした。
つまり、工事終了後1年3か月も経って、見積もりを取り、2会計年度を超えて、設計変更をしているのです。
支払い時には、清算(設計変更)をしなければならなかったのに
大成との癒着の構図がはっきりしてきました。
おそらく、大成建設は、他でも同じように工事終了後に差し引きをして、戻らないようにしているのでしょう。そのために途中、8000万円の増額契約をしているのですが、よく検査すると、単価や架空工事の上乗せのオンパレード。
 
見積もり依頼書は一切ない
どんなものを見積もるか、文書で出せないのは、もともと、市が見積もりを依頼していないのです。日本設計か、大成建設か、下請け業者かが見積書を集めてきたからでしょう。
裁判になれば、証人として出てきてもらうことになります。
戦いは長期戦です。不正やムダづかいは絶対に許さない。
それと反省
どうせ、まともな判断は出ないと、あきらめていた監査請求。
今回の監査請求の項目は11。毎議会ごとに、監査委員に質問することにしようと思いました。
市民の信頼を得る監査の為にも、あきらめてはダメですから。

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