議会最終日…佐藤議員のヤジの矛盾と副市長の不真面目なニヤニヤ

 
先週議会が終わりました…追加議案は無謀
最近の市はおかしい。6月議会の議案はたった2本。手数料条例の改正と上尾市の境界地域の下水道供用の協定のみ。
それが、9日の議運で、追加議案が4本、契約承認の議案が出てくるという。議会に正式に出したのが12日と14日。
16日最終日に提案しその場で質疑し採決という。これに対し、議会はそのまま認めようとしたので、これだけ大事な案件を1日で質疑採決はおかしい、と発言。
(まるで、国会みたくなっちゃうじゃない!)
それで2日前の14日に提案をかろうじて提案した次第。私は先に情報公開を。本来なら、審議の前に議会に資料要求をするのが当然なのだけれど、市は信用できない。だから事前に情報収集。

  1. 城山公園バーベキュー広場に1億5,876万円
  2. 市立図書館公民館リニューアル工事に1億6,726万9千円
  3. 新庁舎移動書庫の購入に21,36万円
  4. 新庁舎追加契約に7,992万円

合計4億2700万円の契約議案を、十分な審議ができない本会議で採決しようというのですから、それなりに準備や資料を見ておかなければなりません。
とりわけ、新庁舎は、これまで何度も、工事業者決定過程ののり弁、工事のずさんさ、設計のお粗末さを指摘してきましたので今になって、なぜ増額・設計変更なのか、どんな考え方で、認めたのか、誰が指示したのか。内容とプロセスを十分審議しなければなりません。
質疑は2回のみ。ですから、質問をメモ書きにして準備しました。(前臼田議長は、質問が多い時は、わからなくなるからと、いくつかに区切っていたのですが、今はそうなっていません。)
何よりも、おかしいのは、4500万円分が、屋根の鉄板や配管隠しに使われたことです。何度も、エネルギーコスト、音響、視界の落ち着かなさなどを指摘しましたが、それにはお答えなしで、今になって、木製のルーバ₍つり天井のような家具)をあちこちにまばらに吊るし、壁に模様のように木を貼り付けるのです。
庁舎木製ルーバとパネル
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上の絵を見てください。2回の右側が受付カウンター、その奥が執務スペースです。
その天井を見ると配管と鉄板がむき出し、市民の待合ロビーの上にのみ木のつり天井のようなもので、むき出し天井を一部隠しています。
下の絵は、コンクリート打ちっぱなしの壁の一部に木製の壁を貼り付けて、「落ち着き」を演出するのだそうです。
私は、「こんなべたべた貼り付けたようなものに4500万円を投入するのなら、全ての天井を張った方が落ち着くし、ホコリもたまらないし、音響、エルネギーコストも良くなるはず」と聞きましたら
工事の差金の範囲内で制約があり、少しでも市民のスペースを木製の感じにしたいと考えた」
と答えました。
さて2回目の質疑をしようとしていたら、佐藤洋議員がまたヤジ入れて邪魔をします。
こちらは、真剣に答弁のメモから再質問をしようとしていますから、何を話しているかはわかりません。
静かにしてくれますか、
そんなの個人の主観じゃないか、意見じゃないか! という言葉は聞こえました。
主観ではありません。意見ではありません。と切り返しましたが
ヤジが気になれば、まとめるものも頭が回りません。それが目的なのかもしれませんが、
何度が静かにとお願いし、最後に「佐藤さん、静かにしてくれますか」と、やや大きめの声でお願いし、【ハイ、わかりました】と言ってひきさがってくれたので、質問を続けました。
この新庁舎の問題、本来なら議会で特別委員会を作って、丁寧な進め方をしてもしかるべきなのに、自分たちは納得しているかのように、質問を一切せず、ヤジで言論封殺はいかがなものでしょうか。
質問はいくつか、彼のヤジのために忘れたものがあります。
差金なんておかしいでしょう! …要は、予算が余ったから、費用板の悪い天井を何とかしたかった、という事らしいのです。桶川市はお金があるなあー。何せ自分の金じゃないから・・・
副市長の嫌味な笑い
しかも市長とは何度も調整をしたというのに、「どちらの要請で設計変更なのか」という問いには答えません。止むを得ないものなのか、いきさつを知りたいと思うのは、市民の感覚ですよね。
副市長がにやにやしていたので、「副市長、こちら真剣に質問しているのだから、笑わないで下さいよ。」
休憩中、副市長に笑った理由を聞いたら「何度も市の方から設計変更をお願いしたと言っているでしょう。それをしつこく聞くから。」
「あれ、はっきりと答弁していませんよ。知っていました?」
すると、公明党は、知っていた、と言います。しかし、議会では「市長の要請での設計変更」という事は一切言っていません。
議事録を読み返せば、はっきりすることですが、それで、市長と何度も調整したことが分かったので、その記録の情報公開を申請しました。
考え方を聞いても、市長は自分は全く関与せずのように知らん顔。
自分で要請したのなら、堂々と、議会の場で説明しろって !!
それが市長というものだろう、責任ある立場のやることだろうって、思いますよね。
下向いてないで、答弁に立ちなさい!
テロ等準備罪に慎重な対応を求める意見書
この意見書、すでに強行採決をした後になってしまったのですが、前回一致で採択し、国に送りました。
その提案者は最初は佐藤議員です。政府はその説明に十分ではない。国民に不安がある、だから丁寧な説明と対応を、という趣旨です。
国会の機論は不充分だから丁寧に、でも市議会の議論は野次を飛ばして適当に、とはならないでしょう。政治家は、一貫性が一番大事です。
民主主義は多様な議論の積み重ねで修錬するのでは?
佐藤議員は、自分の名前が何度もでる、と私のブログを 臨時議会でくそみそにけなしましたが、そういう目立つ議員は彼だけです。かつ、私に嫌がらせをしてくるのも彼だけなので、仕方ありませんよね。
自分の思うように議会を引っ張ろうとしたら、民主主義不在の権力志向でしかありませんよね。
次回はその臨時議会について、選挙違反の質問をしたときのことですが、時系列は逆になりましたが報告します。
その後、一般質問の結果について書きたいと思っています。
 

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