一般質問には答弁書が渡されているので面白くない
１７日は私の一般質問。私と渡辺さんを除いたすべての議員は、質問の答弁書を受け取っています。ひどいのはその後の質問も提出していて、だから答弁は原稿を読んでいるので全く面白くもなく、的も得ていないし、聞く方に入ってこないのです。
これが小野市長のやり方。まあ、別の見方をすれば、私が怖いのでしょう。
一般質問については、少しずつアップしていきます。
市長の態度が変わった、本心が出た？
昨日は、特別会計の質疑。国民健康保険、公共下水道会計、介護保険、後期高齢者医療保険の5会計です。
国保会計のとき、医療費が多い上位10位と疾病の多い順に推移を資料を要求し、その説明を受けました。もちろん、心不全や心筋梗塞が上位を占めます。だから
「市長に伺いたい。心疾患など循環器系、心疾患などは、医療の速やかな対応が必要です。病院があれば、誘致のコストがかかっても、医療費の削減と市民の命を守れると思うが、考えを伺いたい。」
とその時、「一般質問じゃないよ！」とともに市長がヤジ！
なので、続けて「この国保の予算の資料など、現状を知る上での検討にしたらいかがか」と聞きました。
でも、市長は出てきません。
私が「市長答えてくださいよ！お願いしますよ¡」と叫ぶ。
でも市長は立たない。
そうこうするうちに、健康福祉部長が立ち上がったので
私は「アーアー」と、大声でため息
なにやら、訳のわからない答弁をしたので、「答えになっていない」と大きくつぶやきました。
どうやら、市長はなるべく予算の質疑には答えたくないようです。
一般質問をしたことを予算でやってはいけないというルールなどありません。市政は市民生活や税の使い方全般にかかることで、予算にかかわってきます。だからダブったって当然なのに、市長は政治を知らないと見えます。
昼休みに会談で秘書室長にあったので「かっかっしないで、ちゃんと答えるよう、市長に伝えて」と言っておきました。
伝えたがどうか・・・。
一般質問
一般質問は、市長も部長も誠実さのないひどい答弁でした。私の主張は以下です。
- 仮設庁舎に伴って公文書保管を委託した業者の管理がずさんであることを、内部告発が出た件で、情報管理に関する国際認証ＩＳＭＳ取得が条件だったにも関わらず、取っていなかった。入札の業者指名から、癒着があったのではないか。
- 保育所の完全給食はまだ検討中、いつまでなのか、選挙に使うのか。
- 医療の必要の検討は、医療機関と連携ばかり言っていてやっていないじゃないか
- 江川の事故に真摯な態度がない。Ｈ１６年に市と埼玉大学の共同研究で、中流域に44,000㎥の調整池がすぐ必要、と出ていた。
- 上日出谷南の調整池を作らないで、残土置き場にした。氾濫に拍車をかけていて、しかも市の財産規則を破って業者に貸していたが、反省してすぐ工事を再開すべき。
- 新庁舎の公募の条件が、消費税8％に直さず、契約書も直していない、担当がずさんだ。
- エスカレーター事故は何度も起きていて、エレベーターの使用も不便。新庁舎は誰にもやさしいユニバーサルデザインになっていない。
- 地中熱利用をきちんとやるべきなのに、その姿勢がなくも３．１１の教訓もない。
- 全国でオリンピックまで凍結や見直しの例が相次いでいる。実施設計の段階で、市民と話し合って作り上げている自治体も多い。桶川市も今から市民に説明、意見を聞くべきだ。
1時間の中で、だらだらと答弁を読まれて、15分損をして、また答弁で10分くらい的を得ない時間をとられたので、戦略の反省です。
でも、新庁舎の問題。いろいろわかってくるにつけ、いい加減で不透明で、恥ずかしい設計。
市民に向いていないのも許せないと思っています。