中部資源循環組合初議会
昨日は、桶川市、東松山市、吉見町、嵐山町、滑川町、小川町、都幾川町、東秩父村の8市町村で広域処理する一部事務組合の初議会。
今ある吉見町の焼却施設の隣の場所に新たに大規模な焼却施設と温熱利用の施設をつくる計画で作られました。
しかし、30年前に、この地域には二度と焼却施設は作らない、という裁判の和解があるにも関わらず、強引に作ってしまおうというもので、各自治体から3名から2名の議員で構成されています。
議長は吉見町から、副議長は東松山市、…ああ、ー それでは議運の委員長は桶川だな、と思ったら、案の条、桶川の臼田議員を選出。
桶川からは、臼田、佐藤、中又の3氏がはいっている。
議論もなく修了
初議会は、この組合の議会の運営から、職員の給与体系まで多くの議案がだされ、合計227ページにものぼる。
それぞれの議案に質問が出ない。
そうだ、情報公開条例について、請求の仕方など丁寧な対応があるのか、って、「問い合わせ頂ければご説明します」という意味のないやり取りはありましたが・・・。
予算では環境アセスの委託など8000万円以上の内容にも質問も出ない。
まさに環境問題や地元の理解が一番のネックなのに、みんな環境アセスメントには超詳しいとみえます。
年に2回しかない議会に、毎月15000円、議員報酬の上に上乗せされるのだから、その分くらいは働いて下さいな。
和解のある事はすべての首長も議員も知っているのに、知らん顔で同意をして行く、まるで反対者を無視するいじめのような議会。
傍聴席にいて、不思議な感覚にとらわれる。
情報公開
組合設立準備のための協議会、ここで建設地が決められたという事で、情報公開をしたら、建設検討委員会の議事録が一部黒塗り、何しろ不可解な事が多すぎる。
そこで審査請求をしようと聞いたら、情報公開審査委員がまだ決まっていない、という。
こんな不完全な状態で、出発する自治体(一部事務組合)なんて聞いた事がない。
議場も役所もタバコだらけ
昨日は、議場がタバコの煙と臭いで息苦しくなったので、事務局に抗議をしてきました。
吉見町の議場は、廊下に喫煙所があるのです。煙を吸い取る喫煙機があるのですが、それが議場の両脇に。
何人の人が吸ったかはしれませんが、傍聴席に漂って来てむせ返るほど。わずか30分たらずの時間が苦しかった事。
今時、役所の廊下に喫煙テーブルを置いているところって聞いた事がない。だいたい、どの程度の煙を防御出来るか、知っているのだろうか。