特定秘密保護法は暗い未来の幕開け・・・形だけの公聴会

大宮清水園にて
あと3日で国会の閉会を前に、特定秘密保護法案を強行採決しようと、委員会審議の最後にやることになっている公聴会を突如大宮で開くというメールが入ってきました。
ちょうど、昨日は予定がなく、たまりに溜まった家の仕事とデスクワークをしようと思っていた矢先の事。迷わず友人と駆けつけました。
昼間なので、中高年が多かったのですが、組織でも示し合わせたのでもなく、自分の意志を持って参加している人がほとんどでした。
自治労の旗もあったけれど、もちろん桶川市の職員も議員もいるはずもなく、桶川市民は私たちだけなのかなーと思っていたら、元桶川市民、桶川に見切りをつけて引っ越した方に会いました。
公聴会清水園.bmp公聴会もみ合い.bmp
公聴会に入ろうとする議員を阻止しようと寝転んで対抗する人たちと、プラカードやビラで公聴会を止めろ!  と、約3時間叫び続けてきました。
強行採決自体、あってはならないことなのに、今の時代、少し狂い始めているのではないかと、感じています。政治家の人柄は顔に出るというけれど、安倍首相も石破幹事長も、よほど戦争が好きだと見えます。
独裁者に憧れているのか、能面のような表情のない顔が増えてきました。
情報公開を日々やっている私の直感では、長いあいだの自民党政権から民主党に変わったとき、よほど冷や汗をかいたと見えます。どこの市町村でも県でも国でも役人・官僚は、情報公開をとても嫌がります。
自公政権は、かつての責任を問われないように、今政権を握っている時に、都合の悪い情報は隠そうとしているのでしょう。
今調べている上日出谷南区画整理組合の資料も、決裁者の印がしっかりあるのですから、当時の誰がどう判断したか、いい加減だったかは一目瞭然なのです。
時には犯罪の跡さえ見えるわけですから、政府も政治家もみんな情報公開は怖いのです。
だから、事前に特定秘密としてしまえば、堂々と悪いこともできるし、法を無視した独裁政治も可能なのです。
それでなくとも今でさえ、非公開なんで馬鹿なことをやっている国も県も市も社協もあるのですから、やりたい放題.。
一方、真面目な職員は気の毒です。
最近は、上尾道路の環境保全委員会の委員の名簿も埼玉県が隠しているのだから、呆れます。理由が、大宮国動が公開しないでくれと、言ったから、だって。
そんなもの、公費を使ってホームページで会議を公開しているものを非公開なんて、それが通用すると思っている官僚に小役人、よほど法律を知らないか、頭が悪いと見えます。
情報公開審査会にかければ、一発で公開の結論が出るのです。.でもこういうことを役人がやってしまうことが恐ろしいのです。
今まで、私が暴いてきた、6色のゴミ袋の独占禁止法違反、ごみの固形燃料化の㈱タクマとの癒着、二重払い、709万円の庁舎問題、そして官製談合、どれもこれも情報公開によって判明したものです。だから役所や政府にとっては、情報公開は見えない重石なのです。
でもそれがあればこそ、政治の暴走に歯止めがかけられる。
誰かが戦わないと、情報を出さない姿勢。薬害で人の命を奪ってきた歴史。
戦争の道を走っていても、誰がどう進めたのか、仕掛けたのかわからないまま、国民の命が奪われた歴史.公害で失われた命.
そして今も原発の放射能拡散情報を出さなかったことで、甲状腺肥大やガンの子供たちが増え続けている実態。
民主主義に逆行する法律が、人の命を奪う事態が必ず生じると分かっている法案を通すわけにはいかないのです。
この法案が通った時から、自公政権の終わりが始まります。.
 
 

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