議会がますます機能しなくなる
永野朋子議員のブログを是非お読みください。http://ameblo.jp/tomnag/
最近の桶川議会。私がいなくなってからはやりたい放題。
それぞれの議員の本性が透けて見える感じです。
議会の質が堕ちて行くのは市民の責任です。議会は傍聴しまょう!
特定秘密保護法と強行採決の暴挙
治安維持法の再来のような法案が、衆議院で強行採決されました。これが民主党政権のツケだと、しみじみ苦い思いをかみ締めています。その割には民主党の頑張りは今ひとつ。
かつては、反対討論だって、延々とやり、身体を張って阻止した気概というものが国会議員に失われつつあるようです。
国との交渉の経験がある私にとっては、官僚の質次第で、この国がどう動くかが決まってしまうことを肌で感じています。何でも特定秘密に準じた扱いをすることくらい、平気でやる質の悪い小役人もいるのです。
情報公開で、政治の状況が明らかになってきた時代に、逆行する(まさにこれを反動と歴史で習いました)法律を多数決で通してしまう国会。議員の質も自分たちの利益で動いていることが良くわかります。
自民党で村上誠一郎元行革担当省が欠席、安部首相の趣味に付き合う必要はないと、明言をしているのに、自民党の国会議員も同じように質が落ちているのですね。
法律というのは厄介なものです。あの後期高齢者医療法案も、その影響が出たのは、4年後でした。時間がたって、反対してもどうにもならなくなったときに、政治の失敗がわかるのです。
で、そんな雰囲気が桶川議会にも漂っているようです。
ともちゃんのブログに、こんなことが書いてありました。
意味不明な「議会改革」言動に???
先日、高野議員の代わりに議会運営委員会に出席しました。
議題のひとつに「議会改革」があげられておりました。
中身は、これまで議員が30分の質問時間の持ち分(以前は40分だった)、それに対して執行部答弁は、今の副市長になってから、30分制限などとしたものの、それは、あくまで「おおむね」となっております。
質疑で「おおむね1時間」の目安となっているものを、今回「おおむね」を取る、というのです。
関根武議員が、議会における一般質問は、議員の「命」であるから、この間40分を30分に減らして、議員は協力してきているものであり、更に短い時間制限をして、いい加減な答弁をさせてはならないと、現行のままでいい。と主張。
これに対して、佐藤議員、年に4回のチャンスがあるから充分だ、質問項目も制限して、配慮すべき。などと、1時間で終わりにするべきとの主張を述べました。
・・・「配慮??」と思ったので、「執行部になんで配慮するなどと言うのか。しかも、議会で議員自らが、質問項目を制限するなど、おかしいことを言ってはならない」と反論しました。
そしたら、そっこーで「だれが執行部と言った!」と言うので、「そういう趣旨でしょ」と言ったら、「あなただよ」と言うので、「」となりました。
「私に配慮?って??いやいや、だからあ、誰に配慮なのですか?」って聞いても、「あ-な-た。永野さんだよ」って・・・
「いや、だ-か-ら、私、永野が、だれに配慮せえって言うのですか?そりゃあ執行部でしょうが」と言うと、
「早口でたくさんの質問項目をやって、40分も50分もやらせて、配慮しろって言うんだよ」とのこと。
昔、議員報酬を年間質問時間で割ったら、1分3万円以上になりました。それから10分質問時間が減らされているので、4万円近くになるでしょう。
それと同時に、答弁者も30分を目標に、カウントダウン方式の時計が導入されました。しかし、答弁がうまくいかなかったり、わざと答弁を逸らしたりすれば、時間は過ぎていきます。
少なくとも執行部の答弁時間を減らすことは、担当者のストレスとなったり、議会への誠実さを欠く答となるわけです。それを中心に仕切ってきたいたのが副市長。県議会方式を部分的に導入していました。斧市長になってもその強引さは変わりがないようです。
しかし、政治は言葉といわれます。まとめる能力がないのか、誠実さに欠けるのか、どちらかのような答弁が多くなりました。
県議か方式は、前にも書きましたが、県議の権力はそれ以上です。質問などしなくても行政との交渉や情報は提供されているのです。
ところが桶川議会は、電話で聞ける事まで質問する児童会議員もいる一方で、情報公開をしっかりして裏づけを取って質問しても、なおかつ答が出てこないという場面もあります。
まさに秘密と私物化の桶川市政が良くなるか否かは、議会がどれだけ開かれたかによるわけです。地方議会は、執行部と議会と市民が充分コミュニティを取って進めて行くことでよい町が生まれます。それを
質問時間を減らしただけでは足りずに、時間を短縮するということは、執行部に充分検討もせず、答えなくても良いということを意味します。
それをひっくり返すと、
市長が質問に耐えられない
その市長を庇うために、改革と称して、議会の言論を封殺する。
ということになるでしょう。実際、永野さんの答弁を逃げて、答弁漏れで仕方なく壇上に立つ市長を見ていますから、それに対し、与党議員の存在を見せ付けるために、差別的発言の野次を飛ばして封じるということが行われたのです。
そして、その発言がまずいとなると、今度は別の方法を考える。
そんな桶川の議会、第一『よそ者』なんて発言をする人は議員の資格はありません。
私物化をすると、必ずどこかでツケがきます。私は、いつ死んでも悔いのない人生を送りたいと、送るべきと考えて毎日生きています。
それが私が生かされていることへのお返しだと。
目次