今年も戦います!・・・まずは報告、議会の違法と人権侵害

いつもありがとうございます
昨年までの国会は超多忙、年末年始の疲れが重なって風邪をひき、その後はずっと下東の裁判資料作成と、上南の会計帳簿の閲覧と裁判資料作成に追われ続けていました。で、今年になって布団で休んだのはまだ10日程度。
そんなわけでブログの更新も年始の挨拶も出来ずじまい、昨日、2つの裁判の公判が済み、やっと一息ついたところです。ブログの更新がないのに、ずっと関心を持っていただいた方がたくさんいらして、感謝します。
それと同時にとても驚いています。そんなに桶川や市長に不満が多いのかぁーーー多忙な私としては、複雑な気持ちです。 
今年はやるべき事を
皆様にとって今年の1ヶ月はどうでしたか?生きがいのある生活をされていましたか?楽しかった事は?どうか皆さんにとって、意義のある1年になりますよう。
わたしは前述の通りですが、やるべき事が多すぎて、また、頼られることも多々あり、今年も忙しくなりそうです。でも、少し時間を作り、少なくとも自分のライフワークはやりとげたいと思っています。・・・・犯罪を許すまち、自分勝手な奴が横行するまちは認めない、という気持ちはいつも変わりありません。そう遠くない時期に、いろいろな事を表に出していくつもりです。おびえている皆さんは、今のうちに悔悛して欲しいなあと思っています。
昨年からの報告・・・議会の失態と私物化
昨年の執行部の個人情報違反事件に続き、「議会、お前もか」という事件が発覚しました。
議会の質問時間が狭められ、民主主義から遠のく議会の改悪に対し、何が起きているのか、そんな気持ちで昨年11月8日、議会運営委員会の議事録を情報公開しました。何気なくその資料を開いていたら、びっくり。私が市長(行政側)に対して請求した情報公開請求書が議会側・議会運営委員会の資料として出されていたのです。
「えっ?何で?」  驚いたわたしは、早速議会事務局の相子氏を呼んで問いただしました。
「これは市長宛の請求書類、対象機関が違うのになぜ議会が持っているの?」「請求文書は個人情報なのに、なぜ議運で配られたの?個人情報保護法違反だよね。第一、議会になんてわたしは請求していないよ!」
請求の内容は、次の通りです。・・・『桶川市が議会全員協議会に向けて作成した想定問答と、全員協議会の議事記録』・・・何の事かというと、昨年の5月10日のブログ、『秘密会で新庁舎を決める?』で書いた内容の記録を情報公開したのです。そのとき、議会は傍聴拒否したのですから、当然議事録は存在しても「無い」、と言うに決まっている。だから執行部の方でどのように記録し、どのような姿勢で臨んだかを見極めようと、市長に対して情報公開をしたのです。
議会に向けては事前に必ず想定問答集を作ります。なぜなら、全員協議会を開くときは、必ず目的があるからです。
ところが、市には、そのどちらも無い、というのだからこれは組織の体をなしていない。つまり議員の意見も記録せず、全協を実施する目的でさえ、数人の幹部が書面にせずに頭の中で申し合わせて事に当たり、その結果も記録せずに事後検証もしないという事になるのです。これは極めて幼稚な組織か、違法といえるほどの独裁体制か、組織が崩壊しているか、どれかです。もっともその全てって事もありますが・・・。いずれにせよ、税金泥棒です。
相手が違う文書を取り寄せた?
話をもとに戻して、議会事務局は、「すみません。」の一転張り。私も怒ってばかりいても時間の無駄。「組織としてどう謝罪するか、はっきりするように」申し入れて、しばらく待つことにしました。
翌日かよく翌日、相子氏から電話があり、「大変申し訳ありませんでした。議長と議運委員長が謝罪に伺いたいので議会終了後の日程調整をお願いしたい。」と言うのです。私は、「ただ謝られたって仕方が無い。私の個人情報を勝手に使ったのだから、それと同等の謝罪文がないと意味が無い。人権侵害されたのは私だからね。」と、返事をしました。
ところがその後待てど暮らせど、返事はなし。業を煮やして、とうとう年末の12月24日、『個人情報保護法違反についての質問と謝罪要求』として文書を出したのです。
質問状です
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2010年12月24日

桶川市議会議長  和久津 和夫  様
桶川市議会運営委員長 佐藤 洋  様 

桶川市 寿2-2-4

  北村 文子 

個人情報保護法違反についての質問と謝罪要求 

議会は、地方自治法民主主義の学校といわれ、地方自治法第八十九条によって定められ、叉議会運営委員会は同法第百九条の二によって、法定化されているものです。
また、地方自治法は、憲法第九十二条によって、議会は憲法第九十三条に明確に位置づけられています。憲法の前文後段「政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」とあります。
従って、この精神を尊重し、議会は憲法以下諸法を守るべき立場にあるのは言うまでもありません。
 然るに、本年5月28日の議会運営委員会の議事録と会議に付された資料を公開請求したところ、私が桶川市に対して5月24日に行った情報公開の請求書が提出されていた事を11月22日に知りました。情報公開請求のために、住所と名前がマスキングされていたので、確認したところ、会議の資料として請求書はそのまま提出されていた事を知り、大変驚いています。その後、議会として正式の委員会に付された問題であり、組織としての処理をお願いしたい、と要請をしましたが、その後の報告は全くありません。
このような個人情報を勝手に乱用する行為に対し、人権侵害とともに議会の見識を疑わざるを得ませんので、以下の質問をいたします。

  1. 何故、市長あての情報公開請求書を議会で手に入れる事になったのか
  2. 何故、議会に要請されていないものを議会が受け取る事になったのか。
  3. 何故、個人情報を議会運営委員会に提出する事になったのか。
  4. 議会運営委員会資料として、指示をしたのは誰か。
  5. このような人権侵害と法律違反に対する議会及び議会運営委員会としての見解

 尚、以上の疑問に答えられた後に、今回の法律違反についての反省をし、謝罪をされることを求めます。
11月22日から1ヶ月以上も経過しており、これらに対する回答は、本年中にお願いいたします。
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その回答ですが、「来年まで待って欲しい」との議会事務局長の電話が数日後にあり、わたしは了承しました。
年が明けた1月の11日、回答を持って来たい、との電話があり、私がそれを受けとりに議会事務局に行ったのが1月13日の事です。
その場で開けて読んだら、殆んど答えになっていない。・・・「これでは再質問を出すしか無いね」と持ち帰ろうとしたところ、島崎議会事務局長「ちょっと検討して、差し替えさせてください。」と。
ところが、最終的に持ってきたのは殆んど変わらない文書。これではやっぱり再質問しかない、そう思って再度読み返したら、とても面白い。自ら自白している証拠のオンパレード。『いい訳をすればするほど、ボロが出る。』とはこういうことですね。いい訳の中に真実アリ、と言うことでしょうね。これからどうするかゆっくの考えたいと思います。
回答です。
謝罪文では無く、いい訳文 
 年明け一番、暗い話もと思って、こんなタッチで書いたけれど、本当はとても怖い話なのです。市役所は個人情報のるつぼ。法を守っているからこそ、情報管理が許されるのに、こんな風に職員も議会も法律を守らないのでは、私たちが知らないうちにいろんな情報が漏れているとしか考えられません。

以上

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