新春一番議長と口論

 昨日は、午前が神明マンション紛争のあっせん会議、午後は、商工会主催の賀詞交換会、いずれも報告すべきことがたくさんありますが、今起きたことを忘れないために、先に今日の話を報告します。

 議会だよりに入れた原稿について、議会事務局に行ったところ、「1月16日午前9時半の議運のお知らせ」という手紙を受け取りました。市役所庁舎の決定の方法について、市から提案があるとの内容と聞き、欠席は出来ないと思いました。
早速手帳を調べたところ、何と9時から農業委員会の農地転用に関する調査の予定が入っています。班ごとのスケジュールなので、その日は私のみ。議会事務局長がその話しを聞いて、「今、正副議長がいるので、ちょっと待ってください。」と議長室に。
5~6分ほど経過して、事務局長「駄目でした。予定通りということで・・・。」とすまなそうな顔をしています。私は、「そう」と驚いて言ったものの、しばらく考えて、さて、どちらを優先したものだろう、迷った挙句、議長に聞いてみよう、と思い、議長室に入りました。
「ちょっといいですか。今、議運のこと聞いたのですが、私はどうしたらよいものでしょう。」 議長「さあ、それは北村さんの判断でしょ。」・・・何??・・・北村「だってどちらも公務でしょ。どちらを優先したらいいのでしょうね。」・・・議長「もう決めてお知らせを出したものだから。」
あとは言い合い。 北村「つまり、議運のメンバーなら変更したということですか?」 議長「そういうことではなく、みんなで集まって決めたことを変えられないということです。けんか腰に言わないで、座って話しをしなさいよ。いつも北村さんはけんか腰の話をするんだから。」 
北村「12時までに戻る必要があるので結構です。ちょっと待ってくださいよ。けんか腰とおっしゃいましたが、最初に関根さんが北村さん次第などと喧嘩ごしに言い出したからでしょ。大体、今までこういうことが何度かあったけれど、みな歴代の議長は調整していましたよ。あなたにはその余裕がないと言うことなんですね。」 議長「ああそれで結構。」 それにうなづく砂川副議長。フォローもせず、一言もしゃべらず、一緒になって同調する副議長など聞いたことがない。
北村「わかりました。議長にはそれだけのキャパがないということですね。」と、部屋を出てきました。この日、1時半から市の予算の説明会が入っています。1時から議運をやれば、多少喰い込む可能性があっても、そのまま説明会に入れます。議運の会議自体、市の説明に対する質疑だけで、それぞれの会派が持ち帰るのですから、そんなに時間がかかりません。それを議長は、やりとりの中で、「昨年、予算説明会のお知らせを1時半に出しているから、変えられない。」というのです。こんな議会運営があるのでは、議長就任の挨拶とは程遠い非民主的運営だと、先が思いやられと思わずにはいられません。<br />
昨日の賀詞交換会で、「昨年は、議会運営にいろいろ協力していただいて、すみませんでした。」と言った議長の言葉は何だったのか。
言行一致の政治家はなかなかいないということでしょうか?
議長というものは、知らず知らずの判断や行動に、その人柄が表れてしまいます。あれほどなりたがっていた議長職。自分がなったらより民主的な改革を考え、努力するのかな、と思いきや、やはりそうではなかったと、解っていたけれど、立証された一場面でした。
私が帰ろうと車を出したところへ、事務局が一度回収したその「お知らせ」をあわてて届けにきました。私は、窓を開けて受け取り、戻ってきました。
私は、こんな理不尽なことや無分別なことををしていたら、いつかはしっぺ返しが来る、信じているのです。だから、腹を立てているのはほんの一瞬、しかし、このような積み重ねや泣き寝入りが、議会を悪くする、とも思うのです。だから、関根議長には抗議をしておこうと思います。

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