向かい風49号がもうすぐ出来上がります。これを巡って、ちょっとした出来事がありました。二重払いのことを書いたついでに、監査委員の役割に疑問を持ち、原稿を少し入れたのです。
監査委員の除斥
というのは、2年前、印刷室の職員の雇用と紙の管理について、調べたところ、紙が33万枚消えていました。印刷室の職員は一人。定年退職後2年間再任用制度で雇用し、その後は派遣会社に総務課長が口利きをして、雇用してもらい、その会社に委託という形で派遣をさせていた、という事がわかりました。しかも職員でなくなった後も、紙の購入から管理までの権限を持ち、都合の良い、偽装請負の形で職場を与えていたのです。私は、派遣会社に行って、そのいきさつの一部始終を聞き取り、証拠もそろえて監査請求をしたのですが、その際、代表監査委員に対して、「除斥」の要求をしたのです。除斥とは、監査委員として市と利害関係があるので、私の請求を審査することを拒否する、というものです。
その理由は、「市の広報とホームページにバナー広告を載せている会計事務所の代表が監査委員ということは、市と客観的立場にない。市と取引きのある者は、監査委員となることは出来ない」というものです。しかし、当時の議員選出の大沢監査委員(公明党)は、利害にあたらない、と判断したのです。
口頭陳述の時に、私は、監査委員のあるべき姿というものを述べたのですが、そのときは下を向いていたので、もう今後は広告を止めるだろうと、温情をもって、これ以上の追求を止めたのです。ところがどっこい、さにあらず・・・。
いまだに、バナー広告を張っているのです。法律を理解しないのか、私の言ったことが判らなかったのか、遵法精神がないのか、そのすべてであるような気がしますが、とにかく呆れています。そして、先日、市のホームページからリンクしたら、な、なんと、・・・・「当事務所で岩崎市長が電子申告をしました」と、イラスト入りで見出しになっていたのです。
毎日胃の痛くなることばかり。このまちはこんなに腐敗してしまったのか! 早速、この話しを向かい風の原稿に載せました。
消えたホームページと市長の名前
ところが・・・この原稿を事前に見た方が数人いました。そのうちの一人からこの話しが漏れたようです。抗議の意味だったのか、忠告だったのか、その方は善意で知らせたのだと思いますが、その日のうちに、この部分が消されていたのです。
しかし、事実は消えません。私のところにはプリントされたものがあります。そんなに早く消すのであれば、最初から出さなければ良いのに。それともそれが癒着だということも気づかない?
同じ様に市役所でも消えたっけ
それでまた、思い出しました。神明の15階マンションの審査請求。この地域の地区計画。ホームページを見ると、真っ先に都市計画マスタープラン、整備・開発・保全の方針が出て来ます。そこには、「中層の住宅を中心の地域」と書かれ、容積率や建ぺい率などは別のリンクをしないど見られません。「桶川市のホームページを見て引越ししてきた、これを信用した。なのに、なぜ15階の高層マンションの開発許可をしたのだ」と、審査請求で主張した途端、ホームページを変えたのです。これもなんともはや・・・・万事が万事このようで、類は友を呼ぶというか、いずれもあきれ返ることばかりです。最もこれだけではなく、審査請求人に市の職員が圧力をかけたり、もっていないはずの市の資料を元職員が持っていたり・・・、信じられないことはまだまだ数多くあるのです。
市長が民主党のジャンパーでビラ配り!!??
もっとおかしなこと。先日の朝のことです。市長が民主党の白いジャンパーを着て、駅頭でビラ配りをしていたのだそうです。市長はいつから民主党? いつから民主党の政策を支持するようになったのか、民主党のビジョンを聞いて見たい気がします。
所沢市長と正反対
まあ、それで、民主党が与党であること、二重払いをかばっているのも、709万円の市役所庁舎設計解除の損害金に目をつむっているのも、民主党であることがはっきりして、良かったといえばよかったのですが・・・。
それにしても正反対なのが、所沢市長になった当麻一家。市長になったら党籍離脱をし、市議の夫は辞職。これが政治家として、民主党の姿ではないのでしょうか?
桶川では、夫は市長の第一の側近。議会で妻の質問に答え、妻は議会で市長や幹部(夫)を庇う。提灯質問ありの世界です。 この話しをしたら、「何だそれ?」自民党の国会議員に、呆れられた事があります。同世代の同姓の私としては、信じたいけど信じられない。どこかにタイムスリップしたような桶川。モラルのなさ、に言葉がないのです。
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