この20年間、市議の仕事は行政のチェックと市民の声を届けることだと、懸命に働いてきました。
しかし、今ほどひどい状況は経験したことがありません。水増し契約、談合の温存による無駄遣い。法律や条令を守らない随意契約。このまちはどうしてしまったのでしょう?
これまでは、何とか経済もまわり、市民生活を支えているという自負を持っていた職員もいました。
今はどうでしょう?? そこのあなたは? 市民のあきらめや、怒りを感じていますか?
市民の皆さんは?
これまで各地でマイクを持ち話をしてきました。
桶川はひどい! もう関わりたくない。 何を言ってもムダだ。あきらめているんだよ。
楽しい話は全く聞けませんでした。
でも、それでよいのでしょうか?
私は、あきらめません。最後まで、桶川を変えるまで頑張り続けます。せめて自分の生きていた時代に、少しでも社会が良くなったと言えるように。
あきらめた途端に、何も変わらなくなるのだと思います。
希望の光は女子中学生
でも、暗い話ばかりではないのです。
最近、ちょっとした変化を感じています。女子中学生が私の話を良く聞いてくれるのです。昨日は「雨の中、ご苦労さまです。」
数日前、話をしていると、どこからともなく現れた二人組み。「頑張ってください!」
一度や二度ではありません。素直に、フィルターなしで聞いてくれるのです。これは今までなかったことです。
ひょっとしたら、この暗い世の中で、一番の希望は彼女たちかも知れません。明日を担う彼女たちの心に芽生えている一筋の光が私の勇気をくれました。
それは、3.11を経験した後の何かです。人に対する信頼であり、社会に尽くそうとする心であり、人としてのやさしさではないかと・・・・。私の心が何らかの形で伝わったのかと・・・・。
きっと変わる桶川
だから、必ず変わります。皆さんも私と一緒に桶川を変えましょう!
これからの桶川は、農業と中小企業だと思っています。えっ、どれも切り捨てられていく産業?その通りです。だからこそ、市民の知恵が生きるのです。これはパラドックスです。今の時代に生き延びることができたら、日本の要になるのではないでしょうか?
キーワードは付加価値、人の心が込められたモノをつくること
ひとつ覚えのように、産業誘致で税収を増やす考えは、いわば他力本願のようなもの。収益力のある企業をお願いして来てもらうのは誰でもできます。お金持ちにおねだりするようなものです。
- 桶川の風光明媚な景色と自然環境を残し、安全な食のまちを作りたい。
- 桶川の優れた中小企業の技術とドッキングさせ、市内の経済を循環させることで,さらに付加価値をつける。そしてさらに起業家が押し寄せる。
- 自然エネルギーを開発し、この国から原発を亡くすために発信する。
7万5千人のまちにふさわしい経済再生が私の夢です。きっとその時には女性が多く活躍しているのだと思います。
こうなると、おのずと文化が盛んになり、人と人が支えあう多文化共生の社会になるでしょう。それは、不正がなく、思いやりのある町につながります。
まず、無駄使いをやめさせることから始めませんか?
無駄使いをやめるということは、市民の生活を考えることにつながります。そして、市民を公平に扱う基準は法律である条令です。
だから、無駄使いをやめるということは法律を守ろうとする精神が培われるのです。
今回の選挙は、なぜか社会を良くする精神が不足している候補者が多いと感じるのは私だけでしょうか?
既得権を守ろうと、気負っても、与党を増やそうと勘違いしても、決して桶川は良くならないと確信しています。
皆さん、私と一緒に無駄遣いのない桶川→やさしいまちを作りませんか?
(今日は、2つアップしました。)