午後1時議運
佐藤議運委員長 昨日代表者会議で一定の方向性を出した。無会派の渡辺議員は議長に一任という事だそうだ。
議長 県内でも動きがある。鴻巣市は8日間延長で27日までにし、4日から13日まで休会。一般質問は無しで代表質問にする。本庄市は23日まで5日間短縮し、18日代表質問のみとした。皆さんにお願いした件は、一般質問を取り下げ。休会にしてもらえないか。という事。予算は議決を取るために、3月中を会期末にしたい。
佐藤 各会派の一般質問について、意見を出した。新政会、新風21、公明、政和会は取り下げにすると。共産党と共に生きる会の意見を聞きたい。
坂本(共産)昨日から事態が割れた。上尾はやらないと言っていたのが実施、取りやめている所は事情があり、執行部の対応が大変との申し出があり、休会したところも見られる。桶川の一般質問の12日から18日までを休会にするというのは理解が得られない。今の段階なら、予定通り行けるのではないか。取り下げる事態ではない。
北村(ともに)昨日からいろんなことわかってきている。安倍首相の休校宣言は、専門家の意見など聞いていないことも判り、いろんな方から、ファシズムを感じる、とか、信じられないという意見も聞いた。科学的根拠もない中で、取り下げるという選択肢はない。
まず、第一にはそのまま行くべきと言いたい。第二に一般質問は取り下げたくない。第3に、どうしても取りさげる事情があるならば、一般質問の事項を総括質疑で取り上げることを今回に限り認めるという事だ。
定
佐藤 学校も休み。小中学生を抱えている職員は4割もいる。資料を作ったり、人事異動もあり、執行部は大変だ。3.11の時、2名が一般質問をやった。私は、議会として無責だと思う。
糸井(議長)議長としていろいろ聞くと、行政側の報告が来ている。教育委員会、安心安全課も大変、理解をいただきたい。議会は休会できればと思っている。北村さんには、市民の批判を聞いたというが、私の方は、市民から議会を休みにしたいというと「そうだよね」と言う声を聞く。
仲又(公明)国が2週間が正念場と言っている。職員もいろいろな場で、収束のための方策を練っていると思う。可能なら、一般質問と卒業式の日程を休みにして、1週間から10日を休会にしたらどうか。
相馬(新政会)自分も夜仕事していて、人がいない。若い人が町を歩いている。2週間の期限がピーク。もし感染者が出たら大変なことになる。職員は大変な状況だ。確申告が1ヶ月伸び、税務課もその後の徴収が大変。職員に時間の確保をするのが大事丁だ。
加藤(新政会)新型コロナの性質が分からないので、緊急性を持っている。感染源が分からず、桶川にもいるかも知れない。人が集まる場所を避けるのが予防策と思う。一般質問はこの緊急性に比べてそれほど高くない。辞退をして、人が集まるのを避けるべき。
保坂(公明副議長)3月は重要な議会。行政執行が出来なくなるので、手を抜くわけにはいかない。それからいうと、一般質問はるそれほど緊急性を要するものではなく、6月に廻しても大したことではない。職員が大変な時。桶川議会としては職員の軽減を図るのが議会の役割だ。
坂本(共産)大きな部署の仕事を妨げるつもりはない。学童や学校に預けて仕事に行く人達への配慮は取り組むべきだ。議会は年4回しかない。今回、1回目の答弁書も届いている。ずらして、日にちが足りなくなって、一般質問に合わせていくならまだわかる。
北村(ともに)皆さんの話は、下の土台が無くて、議論している気がする。そんなに職員が大変なら、予算も対応できないはずだ。市は大きな組織。大変なところには職員を振り分けたり、仕事を分散するなど、管理職が適宜対応出来るはず。具体的にどこの部署がどう大変なのか、説明して納得させてほしい。科学的根拠も説明してほしい。それもなしに無理やり取り下げさせられるのは、やはりファッショに感じる。
保坂 なぜダメなのか教えて欲しい。
北村 イベントや祭りなどと議会は違う。これに関しても様々な意見も有る。特措法も人権上どうなのかと言う意見もある。私たちは憲法に基づく地方自治法によって存在し、議会は執行部をチェックするのが仕事だ。緊急性がないという人もいるが。私はいつも緊急性があると思って、命を懸けて質問をやっている。(ある意味で、いつ死ぬかわからないから)、その責任を出来るだけ果たすべきと思っている。
佐藤 北村さんのは理想論に聞こえて、かみ合わない。国を挙げて大変なのよ。みんなが大変なのよ。それではだめなの。
北村 だから、私たちは、そういう情報を出来るだけ冷静に受け止め、どうすべきかを考える立場ではないの。佐藤さん、何が何でもねじ伏せようとするのは良くないよ。
佐藤 そんなつもりはないよ。このままだと質問する人とそうじゃない人で別れてしまう。どうなの、さっき北村さんが言った総括質疑に一般質問を取り入れるという事では。
北村 取り下げるからには、今回に限り、その分を総括質疑で取り上げることが出来る、という事なら、妥協しても良い。
と、一応まとまった。私たちと共産党が譲歩した形だが、議員としての職責は果たせる。どんな場だろうと、今抱えている問題点を質していくことが私たちの仕事だから。
ただ、与党だか何だか知らないが、やたら執行部の肩を持っているのか、自分たちの思うように議会を動かしたいのか、何を自分の職責と考えているのか、その辺が良く分からない。自分が議会をまとめたぞ、とアピールしたいのか・・・
いずれにせよ、一般質問は大したことではないようだ。
結局、議会は明日本会議で、予算の歳入の質疑、明後日、総務委員会予算審議で15日まで休会に入り、16日と17日午前に建設文教委員会予算質疑、17日午後と18日が民生経済委員会予算質疑となった。建設文教と民生経済は、半日今までよりも短くなったが、その分遅くまでかかると予想される。
それでは執行部の負担は変わらないではないか、と思うけれど、この1、2週間を休みにしたいという事らしい。
国中を巻き込んだ安部首相の思い付き発言、経済はもっと深刻で、この国の行く末がひどく心配だ。