昨日の民生経済委員会
新議会、初心に戻って、みんな市民のために気を引き締めて臨んでいるのだろう
と思っていたら、冷や水を浴びせられることが起きました。
「桶川飛行学校平和祈念館設置及び管理条例」の審議での事
まずは、以下の条文を呼んでいただきたいのです。
第1条
旧熊谷陸軍飛行学校桶川分教場 (以下「飛行学校」という。) の
歴史や文化財である建物群から、飛行学校で学んだ若者の姿や飛行技術
の変遷と 使途 に触れることで、子どもをはじめとしたあらゆる世代へ平
和を発信し、平和を尊重する社会の実現及び地域の振興に寄与する ため 、
桶川飛行学校平和祈念館(以下「平和祈念館」という。)を桶川市大字
川田谷2335 番 地の 16 に設置する。
だらだらと、わけのわからない文章
北村 まず質問、下線の部分の主語は何か❓・・・課長「見学した人です。」
(それってどう読んだらいいの?)
北村 国語になっていない。発信し、と寄与するためは、並列か続きか?・・・課長「並列です。」
北村 それなら、「並びに」をつけるのが普通では?
この文章を見ると、祈念館は新たに作るように受け止められるが、そうなのか?建物群を活用するとか何も書かれていないが
ここで、委員長!議事進行! と、佐藤洋委員
いろんな考え方がある。それを押し付けるのはどうか!条文だって総務に見てもらっているのだから、問題ない。(正確な表現は忘れましたが、議事論が出たら、正確にお知らせします)
私が、質問していることを止めて、審議をぐっと曲げるような発言です。
勿論、それを認めるわけにはいかない。
北村 条文の審議をするのは当たり前。(これもなんて言ったか正確な記憶なく、後日掲載します)
しかし、その発言で、執行部が答えなくなったことは確か。
なぜか、審議がごちゃごちゃになってしまったのです。正直、なぜ議案の審議をこんな風に止めることが出来るのかが、わからないし、私の28年の議員生活の中でも初めての経験。
とにかく、この文章はお粗末。何もよくわからないし、飛行技術が平和とどうリンクするのかも不明。
現地見学もダメ
今回、私は、設置管理条例を出すのであれば、現地の見学は当たり前と主張したが、
それも認められなかった。準備ができていないからと。
現状も見ないで、管理がどうなのとか、議論できるのだろうか?
そもそも、条例を提案するのに、現地見学もなしで、議会を通そうと思うのもおかしい。義解も余程なめられたものだと。
飛行学校は、散々、違法なことを繰り返している。工事看板の偽理の表示
労災保険に入っていなかった、加えて、入っているとニセの番号を看板に書いていた。
現場監督のすげ替え、設計変更の金額の言い値での協議
数えたらきりがない。
しかも全ておとがめなし。そんな行政ってどこにあるのだろう。
恥ずかしい限りです。
因みに、埼玉平和資料館条例
第一条 県民に戦争の悲惨さ及び平和の尊さを伝えることにより、県民の平和に対する意識の高揚を図り、もって平和な社会の発展に寄与するため、埼玉県平和資料館(以下「資料館」という。)を東松山市大字岩殿字児沢二百四十一番地百十三に設置する。
ちゃんと、国語として成立している。
桶川のレベルの低さに落ち込んでいます。
年間2600万円のランニングコスト
審議ではっきりしたのは、集客数を予測していないこと。
トイレは1個のみ。お客は来ない方が良いかもしれません。
年間の維持管理費が2600万円かかるらしいのです。
7億円も使ったこの事業。
毎年、2600万円も使って、子どもたちを教育するらしい。