日本設計に設計意図伝達業務を随契で853万円

9月議会が終わりました
補正予算、決算、一般質問、そして決算の採決、新庁舎空調工事の契約議案と、9月議会は実に忙しい日々でした。
補正予算では坂田地区の市の保留地に民間企業誘致する債務の議決
一般質問では、新庁舎と旧飛行学校跡地の数々の問題
そして今日はも27年度決算に対する反対討論と契約議案の反対討論と
行きの抜けない毎日でした。
というのも、決算委員会の資料や傍聴で、理解出来ないものがたくさんあり
昨日は、市に電話をかけて聞きまくった次第です。
で、決算ですが、反対をしました。

  • 当初、市民に約束した市政方針が実現されているか
  • 法令に則った処理はされているか、ムダ遣いはないか
  • 税の投入に見合った効果が上がっているか
  •  市民サービスの貢献に寄与したか
  • 将来を見据えた使い方をしているか

の 観点から討論をしました。もちろん、これらに多々問題があるゆえに反対なのですが。
大きなのは新庁舎のお金の使い方、旧飛行学校跡地の随契と再委託の問題、道の駅、坂田地区公共施設整備事業、
取り組みが不十分な事業として、男女共同参画の推進、生活習慣病重症化予防対策事業、救急医療体制の充実、子育て支援、「地域包括ケアシステム」の構築に向けた取り組み、上日出谷南組合への支援、江川の改修と調整池を残土置き場にした目的外使用、「緑のまちづくり基本計画」に基づく上尾道路及び圏央道周辺地区の緑地の保全、等
入札をしない自販機の設置と安すぎる使用料は業者との癒着を疑う。流用を生み出す杜撰な契約と支払い、など等、
1億円以上投入している社協の会計報告、情報提供が無い、施設管理公社の人材派遣の偽装請負の疑い、給食委託事業の決算報告が企業会計状の違反、樹木の剪定委託のトイレ亡き仕組み、委託の多さなど
数えあげたら切りのないほど、桶川市のコンプライアンスは崩壊しています。いや元々無いのかもしれません。
トップが法律を知らない、モラルが無いと、市役所全体がクズグズになります。
まさに、議会も機能せず、これは大変な町になったな、という感想です。
引き続きこれからもチェックをしていきますが、何しろ問題が多すぎて、優先順位をつけてプログを書く事にします。
日本設計に設計意図伝達業務委託
追加議案で空調工事1億7820万円の契約の同意議案が出ました。新日本空調株式会社が一般競争入札で落札したものです。
色々疑問があるので、これまでかかった費用や今後かかるものについて、予算、設計額、契約額の内訳を出して欲しいと要求していました。
それがこの資料です。
新庁舎予算の状況2016-9-27
 
 
 
 
 
 
 
 
驚きました。継続費(前年度予算を繰り越したもの)の中に、設計意図伝達業務委託853万2千円。質疑で
新庁舎担当課長「設計の考え方や意図を正確に伝え、工事業者、市、設計者と綿密な打ち合わせで進めていくため」
と説明、ではどこが取ったのか、契約は?
日本設計と随意契約で     はあぁ!!????????
基本設計で3132万円、実施設計で1億1235万円、発注支援業務で637万円、工事管理で3227万8千円
これに加えて、自分が設計者で、自分の意図を伝達するために、自分が仕事を受ける
合計1億5857万円。
そんな馬鹿な話があるか!  桶川市はよっぽどお金か余っているらしい。
私はこの時点で、はっきりとこの市役所庁舎の契約は汚れている、と確信を持ちました。
さらには、予算の内訳を出さず、契約額との差額は執行残になるはずなのに
決算には計上されていないのです。地方自治法違反の行為を平気でするなんて!
おかしな事が多すぎる。解体工事では、煙突のアスベストもPCB含有物も混合廃棄物として処理し、廃棄物処理法に規定する特別管理廃棄物にしなかった。
又、アスベスト処理が設計と異なっているのに、見て見ぬ振り。
誰も解体工事の管理をしていない実態。
大成建設は日々の工事記録をあげてこない、市との協議や同意も、確認も報告も無い。
そんな馬鹿な工事があってたまるか!
何もかもおかしい。おかしなおかしな事が行われている。
私たちの税金ですよね。
飛行学校の事は、次回にまわします。何しろ今日のショックは大きい。
ここまで市民をなめているか!
反対したのは、共産党2名と私、私はその場のアドリブですが、しっかり反対討論をしました。
それにしても、反対する勇気を持たない議員の役割って何だろう!?
 
 
 
 

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