山田さんより第3報

昨晩、高野山から戻りました。9年間唯那(ゆいな)という職をされた日野西先生という高僧のお話しを2日間に亘って伺い、人生について深い洞察を示していただき、課題もいただきました。政治は多くの人に関わります。常に心を洗い自己を磨かないと、行く先を間違います。
まだまだ多忙のため
出先にパソコンを持ち込み、昨晩からごろ寝をしながらの仕事をしています。今日は議会最終日。一日中質疑をし通しになります。最終日は全ての議案の賛否の採決。そのためには各委員長の報告を聞いて質疑をした後に判断し、補正予算はページごとに質問をします。
また意見書も提案者ごとに質疑をし、そこから判断をします。書きたいことは山ほどですが、年末までの仕事がいっぱい。お正月に向けての準備も門松も立てたり、今度いつ書けるかは未定です。
山田さんの傍聴記の終わりが来ましたので、ご紹介し、時間のある時に最終日の報告をしたいと思います。
桶川市議会傍聴記続き。
折角お訊ねしたのだから議場の映像を撮りたい。持参のパンとコーヒーをロビーの自動販売機の所をお借りして食べる。聞くと庁舎管理は2階財務課との事。昼食中の課長(?)に交渉、議会事務局に連絡して頂く。変な老人と思ったでしょうけど、議会が市民に(外部に)開かれているという事はとても大切な事と思う。こそこそ陰で議論する必要は全くないどころか誰が見ていようと録画されようと見ていまいと市民のために汗をかいていればどんな姿を見られても恥ずかしがる事はない。
傍聴席は一度着席すると前を人が通る時膝を引かなければならない。狭い。 つくばみらい市は50席、三段の高さがあり立ち見でも良ければあと40人位は入れそうで議場が見下ろせ、執行部が居眠りをしていると良く見える。
窓の外に駅前の高いビルが見える。12時半もう数人の議員さんが座って資料を読んでいる。右からパンして全体の様子を撮る。近頃は病的にうるさいのでお顔が入らないように気を付ける。ブラインドを下ろしてあるが左右の窓はやはり珍しい。そういえば2時半頃か場違いの不用品回収のスピーカーが大きく聞こえた。北村さんが食事から帰って資料を配布、情報公開に何度も通った形跡が見えて質問がしっかり裏打ちされていることが判る。事務局は運転手含めて7名との事。うちは4名、うーん多いのか少ないのか判らない。
議長が呼びつけて各部長の答弁が一通り済み、北村さんが再び登壇。市長の右後方から時折視線を送って質問を続ける。諭す、追求する、忠告する、怒る、呆れるそしてもちろん問い質す。「土木全体の落札率が97.8%は神業的落札率だ」
向き直って顔を向ける心算はないのか、市長は正面を向いて憮然とした顔、これが対面していれば随分違った答弁になるのではないか、少なくとも瞬間の反応は判ろうというもの。ムーデイ勝山ではないが、右から~右からやってきて~左へ抜けた感じがした。
帰りに公開用の議員住所録を頂く。会議記録のスペースがないと思ったら事務局に音が流れていたのでここで録音しているのかな。何処でもパソコンに向かっての仕事で今の時代は我々の様な老人には手の届かない世界になったと思う。しかし熱く代理してくれる人もいるのだからそう嘆く事もない。そういう人を見抜く目さえ持っていればいいのだ。何で茨城からわざわざお邪魔したのだろう、判らない。三重県伊賀市に安本さんという議員がいる。この人を見ていると地方政治に希望を感じるが、桶川にもうお一人同類がいたということか。判るまで通えばいいでしょ、どうせ暇人なのだからと連れ合いが言う。そうだよね。
茨城県 山田稔

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