コロナ対策で議員の活動は制約される?

昨日の議会運営委員会

一週間ほど前に招集通知が来て、何かと思えば、「議会のコロナ対策について」が主題。

添付の資料を見て、!

コロナ対策2020.5.13

議会の対応案なるものがあり、その中で、3ページ目、市議会の取り組み、その他①②に非常な違和感を覚えた。

さて、昨日午後

佐藤委員長から説明の後、意見をと、なったので、

北村(ともに生きる会)・・・その他の①②で、執行部とのかかわり方について、文章化などしない方が良い。それぞれ議員としての自覚を持つのは当たり前のことだ。

佐藤(新風21)・・・文章化して紳士協定的なものはあっても良いのでは。

加藤(政和会)・・・自分も文章化するべきだと思う。

坂本(共産党)・・・性急なとか、過重な負担、可能な限りなどその基準が判らない。もし文書にするなら、最低限の事にすべき。我々、感染防止と言われるとどうにもできない。

保坂(公明)・・・文章化すべきだ。執行部はコロナ対策でかなりの頻度でとられている。効率的に働きかけるという文書化で、一つの歯止めとして、基準はないが、自分で思った通り行動する、議会の戒めとして良いのでは。

北村(とも)コロナに便乗していろいろなことに規制がかかり、全体主義的雰囲気を感じる。今日も市民から電話があったが、それも伝えないという事はできない。

 

等々、色々な意見が出たが・・・

 

佐藤(委員長)・・・それでは、それぞれが自覚を持って臨むという申し合わせで、文書にはしないという事で了承願いたい。

という事で落ち着いた。①と②は削除が決まった。

今、国会でも三権分立が議論になっている。議員は市民の付託を受けて議員として、責任と権限に自覚を持って働くべきで、いたずらに与党の会派のお達しのような制約を議会で文章化するべきではない、と思った。

地方自治の2権分立に手を突っ込むような流れには、これからも認めていく気はない。

その他にも、体温を測らなければいけない、など、事細かな行動制限はどうかと思うが、いずれ様子は変わるだろうと、目を瞑っておいた。

 

これで一見落着、やれやれと思ったら、

 

今度は代表質問の提案

佐藤(委員長)・・・コロナ対策で、一会派30分から45分程度で、代表質問をやるのはどうか。代表質問をした人は、一般質問をやらない等時間的なものを配慮して。

保坂・・・一般質問を30分にして、代表質問に廻したら。

仲又(公明)・・・コロナに対して集中的にやるのは良いと思う。

加藤・・・執行部もやりやすいし、市民にもわかりやすい。一般質問は、どうしてもやることだけやればよい。

坂本・・・19号台風の時、毎日入れ替わりで質問が出た。コロナで集中的に、まとまった議論が分かりやすい。一議員に対する平等な時間を取るのがは良い。あえて、一般質問を短くするのは望ましくない。

糸井(新政)・・・自分の会派は人数が多いので、代表質問の時間を考慮してほしい。

佐藤・・・代表質問を提案したのは、本当は1日集中してやればよいと思うが、一般質問を短縮していく方法が良いと思う。

北村・・・それなら、動議という方法もある。クーラーの時に前例があった。本会議で、全員が質問可能で、しかも2回の質問なので、時間も節約可能だ。

これについては、会派持ち帰り、次回18日月曜日午前に再開となった。

※クーラー事件 桶川市在住の高齢女性で、生活保護の受給者がクーラーを取り上げられた事件。ぜいたく品として売却され、生活保護費から差し引借りた。その後、熱中症になり、1カ月ほど入院し、退院して北村の所に相談があった。新聞に取り上げられた時に、市議会で動議が出され、多くの議員が質問した。

その後、クーラーは戻された。国会でも超党派の女性議員が動いてくれ、厚生省は、クーラーの保有を認めるようになった。

明日、向かい風85号・ともに生きる会3号が入ります。

 

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